ものづくり白書、人手不足が喫緊の課題

19/07/02

◇アーク溶接の研修事例も紹介◇
溶接をはじめとするものづくりの現場では、人手不足や技能継承が喫緊の課題となっているが、その実態が明らかになった。政府は6月11日、ものづくり基盤技術振興基本法第8条に基づく年次報告書「平成30年度ものづくり基盤技術の振興施策」(ものづくり白書)を閣議決定。アンケート調査などの資料に基づき、ものづくりを支える人材の雇用・労働の減少や第4次産業革命の進展、グローバル化の展開と保護主義の高まりなど、国内製造業を巡る現状と課題をまとめた。また、コラムとして文化シヤッターサービス(東京・豊島区、中島省吾社長)によるポリテクセンターを活用した被覆アーク溶接研修の事例なども紹介している。
 文化シャッターサービスの事例は、政府が実施する生産性向上を目的とした人材育成支援の一つとして紹介。同社は全国にサービス拠点を持つことから、同じく全国に施設を持つポリテクセンターに社員研修について相談。同社が独自に実施している重要部位施工溶接技能認定試験の内容を取り入れる形で研修を実施した。
 研修修了後、教育担当者は「社内教育を見直すことができた。重要部位施工溶接技能認定試験の内容見直しを含めて、今後の人材育成に役立てたい」などとコメントし、同研修内容が高い評価を得ていることを紹介する。

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