4―6月鋼材需要、横ばいの2293万トン

19/04/17

経済産業省は4月9日、2019年4―6月期の鋼材需要が前年同期比0・1%増の2293万tになる見通しを発表した。国内で最も溶接材料出荷量の多い需要部門である建設は前年同期に比べ1・0%増とソリッドワイヤを中心に引き続き堅調な需要が見込まれ、建設に次ぐ造船は同0・8%増を予想する。
 普通鋼鋼材の国内消費量のうち、建設部門は前年同期比1・0%増の513万8000tを予想する。建築は同0・8%増の361万7000t、土木は同1・5%増の152万1000t。土木部門で災害復旧工事などの国土強じん化政策に関連した大型公共投資を見込むほか、建築部門でも住宅の消費増税前の駆け込み需要や、工場などの非住宅向け需要の堅調な推移を予想する。
 普通鋼鋼材の製造業部門は前年同期比1・1%増の704万2000t。造船は同0・8増の104万9000t、自動車は同2・4%増の284万6000t、産業機械は同0・1増の127万7000tを予想する。輸出や生産の一部に弱さが見られるものの、新型車導入効果や消費増税前の駆け込み需要などによる自動車需要の増加や、建設機械需要などの堅調な推移が見込まれることにより、前年同期比で微増を見込む。輸出に関して、前年同期比では、エネルギー向け需要の停滞や世界経済の先行き不透明感等から横ばいを予想する。今期の粗鋼需要量は、前年同期に比べ1万t増の2657万tを見込む。

TOP画面に戻る

お勧めの書籍