ウエルディング・フォーラムin西日本 実行委員会 開催

19/03/11

◇6月開催へ、「溶接の面白さ」アピール◇
西日本地区を対象に、溶接・接合関連の技術セミナーと展示会で構成する「2019ウエルディング・フォーラムin西日本」が6月19日―21日の3日間、北九州市小倉北区の西日本総合展示場を会場に開催される。
 3月1日には、TKP小倉駅前カンファレンスセンターで同地区を代表する地元企業、大学で構成する第3回実行委員会が開かれた。席上、委員から具体的な企画に関する提案があり、高校生や一般来場者が来場して「溶接の面白さ」を体感できる企画実現に向け、検討を進めることで一致した。
 実行委員会の冒頭、西尾一政委員長(西日本工業大学学長)は「ここに参集の委員各位の強い要望を背景に、各方面からの協力を得て、いよいよ同フォーラム開催まで3ヵ月に迫った。本日は十分に討議いただきたい」と挨拶した。
 事務局が技術セミナーのプログラムについて報告後、委員からは北九州地区のものづくり力を広く発信する実行委員会企画とともに、今回の同フォーラムのテーマでもある「おもしろいっちゃ!溶接」を具現化する企画も示され、それぞれの提案に関して討議した。
 実行委員会(安川電機、新日鉄住金、高田工業所、日立造船、新日本非破壊検査、山九、日産自動車九州、名村造船所、永井製作所、九州工業大学=順不同=など)で検討中の素案は、▽最新の溶接ロボットのモニタ展示▽北九州イノベーションギャラリーの協力を得て、北九州のものづくりの技術やイノベーションに関する企画展示ギャラリー▽ものづくりに関するパネル展示▽ドローンを用いた検査技術と実機の展示▽溶接技術者教育活動の成果に関する展示▽自動車車体の展示▽カササギ2号の展示▽熊本城の復旧に関するテーマ展示▽大学における最新溶接研究テーマのパネル展示など。九州を代表する大手企業・大学から積極的な提案があり、出展について具体的に検討することとなった。
 若年層、とくに高校生や一般来場者向けに、溶接を実際に体感し、その面白さや魅力を発信する企画も提案された。具体的には、全国に先駆け九州溶接マイスターを制定した同地区ならではの企画として「九州溶接マイスターに聞いてみよう」と題し、九州溶接マイスターによる溶接の実演と、溶接技術相談コーナーを設け、溶接に興味を持つ高校生や、初心者向けに溶接のかんどころを伝える。
 また、同地区で溶接を学ぶ高校生を対象に、溶接で創造した溶接アート作品を展示し、溶接の楽しさ、面白さをアピールする「高校生による溶接アート展」も開催。現状では県立小倉工業高校、苅田工業高校の参加が決定している。
 さらに、主に高校生や溶接初心者、一般来場者向けに「溶接を体験してみよう」をテーマに、出展社の溶接機メーカーの協力を得てバーチャル溶接システム、100V溶接電源によるDIYの体験コーナーを設ける。ファッショナブルな溶接面や作業服を展示し、従来の溶接のイメージとは異なる「溶接のかっこよさ」をアピールするコーナーも検討する。
 このほか、「溶接で学生フォーミュラへの挑戦」と題し、北九州地区の大学生が製作したフォーミュラカーの実機展示も行う。

TOP画面に戻る

お勧めの書籍