神戸製鋼が「自動車用接合技術ショールーム」

18/07/11

◇藤沢事業所内にオープン◇
神戸製鋼所は7月9日、神奈川県藤沢市の藤沢事業所内に自動車軽量化を促進させる多様な接合技術を紹介する「自動車用接合技術ショールーム」をオープンした。同社技術開発本部自動車ソリューションセンターではショールームのオープンにあたり、車体軽量化に寄与する接合技術の展示と実演、顧客との対話促進によるイノベーション活動の活性化を目的に掲げる。
 展示設備(7月現在)は、異種金属接合技術「エレメントアークスポット溶接法(EASW)」用ロボットシステム、スキャナ付きレーザ溶接システム、抵抗スポット溶接システム、大型摩擦攪拌接合(FSW)システム、各種接合技術の紹介パネルとサンプル、欧州製マルチマテリアル車体の分解調査実物。現在、世界の自動車メーカーでは車体軽量化の技術開発とその実用化のニーズが高まっている。地球環境保護対策として燃費規制が各国でますます厳しく強化されている実情がその背景にある。一方、自動車事故に対する安全強化、自動運転技術に必要なコンピュータや多数のセンサの搭載、動力の電動化に必要な電池の搭載などにより、むしろ車重が重くなるという相反性の環境に置かれており、これらの課題を両立するための策として位置づけられていることによる。
 同社では昨年設立した自動車ソリューションセンターに専門部署であるマルチマテリアル接合研究室を設置し、同材・異材に関わらず新たな接合技術の研究開発に取り組んでいる。

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