第1433号

20/12/05

●《トップニュース》JSNDI、20年度諮問委員会開催
日本非破壊検査協会(JSNDI、阪上隆英会長)は11月24日、オンライン上(ZOOM形式)で「2020年度諮問委員会」を開催した。JSNDIの非破壊試験技術者認証事業の報告を中心とした同委員会には、日本非破壊検査工業会、CIW検査業協会、発電設備技術検査協会、日本溶接協会、火力原子力発電技術協会、日本鉄筋継手協会、高圧ガス保安協会など関係者が約20人出席。委員会の冒頭、阪上会長は関連団体や関係者へ日頃の支援に対し謝辞を述べた上で、「コロナ禍により各委員会のオンライン化が進み、対面方式の様々な協会活動が見送りとなるなか、認証試験については感染症の防止対策を徹底した上で再開することができた。コロナ禍で情勢が目まぐるしく変化するなかでも、ビジョンを持ちながら、当協会が協会員や非破壊検査業界のために今できることを考え、アクションを起こすことでプレゼンス向上に努めたい」と挨拶した。
JISで新規格、加工穴内径面を3方式で
経済産業省は11月20日、加工穴内径面のきずを非破壊で自動検査する装置の性能を評価するJIS規格の制定を行ったと発表した。今回制定された規格は加工穴内径面自動検査装置(検査装置)の関わる規格でレーザ、カメラ、渦電流と装置の方式ごとに3つの規格が制定された。3つの規格に共通して制定された事項として検査装置として機能する最小ユニットの構成例を示し、各構成機器の仕様を提示した。
日本溶接協会、DRT技術講習会開く
日本溶接協会は11月16・17日、「2020年度デジタルラジオグラフィに関する技術講習会-工業分野におけるデジタルラジオグラフィの基礎とその適用」(企画・非破壊試験技術実用化研究委員会・AN委員会)を東京都千代田区内の溶接会館で開催した。近年、医用分野では、従来のフィルムの替えでデジタル検出器を利用するデジタルラジオグラフィ(DRT)が普及しているが、工業分野においても画像のデータ検索が容易で、現像、定着などの写真処理が不要といった特長が注目されDRTの適用が拡大している。また、DRTによる溶接継手を対象とした国内規格(JIS規格)が制定され、今後、DRTを広く普及させるために、これに対応できる技術者の育成と確保が求められている。AN委員会では、DRTに関する撮影実験、国内外規格の調査・研究を実施、海外との情報交換を図り、DRTの規格に基づく実用化に努めている。その一環として今年度も引き続き講習会を計画した。
補強リブの溶接部に亀裂発生、日本製鉄再発防止策を公表
日本製鉄は11月26日、昨年8月に南海電気鉄道の特急ラピートの車両の連結部から異音がするとの申告によって緊急点検が実施された結果、同社製造台車の補強リブの溶接部から亀裂が発見された問題に対して、同不具合の原因と再発防止策を公表した。同社では「台車製造メーカーとして今回の不具合を真摯に受け止め、再発防止策を徹底することにより、安心して利用できる台車の実現に向けて取り組んで行く」とコメントしている。

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