第1432号

20/11/20

●《トップニュース》CIW検査業協会、鉄骨溶接部都知事認定研修会開催
CIW検査業協会(逸見俊一会長)は11月15日、東京・台東区にある台東区民会館で2020年度第2回東京都知事認定研修会「建築物の工事における試験及び検査に関する研修会」(鉄骨溶接部に係る)を開催し、約40人が参加した。同研修会は、東京都検査機関登録制度の「検査技術者」および「試験実務担当者」に受講が義務付けられた研修会として03年から毎年実施しているもの。また、15年度より開始された鉄筋継手検査機関登録制度の対象となる研修会でもある。研修に先立ち同協会の斎藤正則事務局長は「同研修会の参加者は現場において第一線で活躍している検査技術者も多いが、ベテランになると検査手順も自己流になってしまう傾向がある。同研修会では講師陣による解説だけではなく、試験片による外観検査の実習も行う。改めて登録制度の意義や正しい検査方法を再確認するという意味でも有意義に研修を受講して欲しい」と挨拶した。
東京都防災・建築まちづくりセンター、鉄筋継手検査技術講習会を開催
 東京都防災・建築まちづくりセンターは11月15日に、東京・台東区にある台東区民会館で2020年度東京都都知事認定の「鉄筋継手検査技術講習会」を開催した。同講習会は15年度より開始された鉄筋継手検査機関都知事登録制度の対象となる講習会で約60人が参加。冒頭に「鉄筋継手の検査について」と題してダンテックの前川真一氏が登壇し講義を行った。前川氏は「鉄筋継手の検査は建築鉄骨の検査に比べて軽視される傾向がある。検査技術者自身が施主や所属会社からの圧力や自身の検査作業を早く終わせたいという誘惑に負けず、不正検査は公衆の安全、健康、福祉に対する詐欺だという倫理観を持って厳正な検査を行う必要がある」と呼びかけた。
青木博文氏(横国大名誉教授)に瑞宝中綬章
秋の叙勲・褒章で青木博文氏(横浜国立大学名誉教授)が瑞宝中綬章を受賞した。青木氏は建築鉄骨構造研究分野の第一人者として、建築構造用圧延鋼材の規格制定や建築鉄骨ロボット認証、鉄骨製作工場の大臣認定評価などに大きく貢献。鉄骨部の溶接品質確保へ指導的役割を果たしてきた。日本溶接協会では理事(2000―09年)の他、ロボット溶接研究委員会、全国指定機関委員会、全国溶接技術競技会運営委員会などで委員長を歴任した。
東芝デジタルソリューションズ、AI画像検査サービスを開始
溶接ロボットを導入し、工程の自動化・省力化進める事業所でも検査工程は自動化されておらず、生産性向上のボトルネックとなっているケースもあるが、検査工程においてAIを活用し、目視検査を自動・省力化する技術の開発が進んでいる。東芝デジタルソリューションズは(川崎市幸区)11月5日、AI画像検査により製造現場の検査工程を自動化するサービス「Meister Apps AI画像自動検査パッケージ」の提供を開始すると発表した。誤検出を低減する閾値最適化手法による良品学習方式を使ったAI画像検査の技術で、製造現場の検査工程における不良品の見逃し防止と、検査工程の自動化・省力化を実現。同サービスは自動車プレス部品メーカーGestamp社(スペイン)の溶接ロボットラインにおいて既に実証実験が行われており、ロボットで溶接された部品をカメラで撮影し、良否についてAIが判定。不良箇所があればリアルタイムで検知し、作業員へ不良箇所の通知し自動で補正を行うため、熟練技能者でないと目視検査が難しい溶接工程でも検査品質を維持しつつ検査負荷を低減し、検査工程の効率化を実現したという。

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