第1430号

20/10/20

●《トップニュース》
KNDT、20年度総会・技術発表会開く

神奈川県非破壊試験技術交流会(KNDT)は10月6日、川崎市川崎区の日本溶接技術センターで、2020年度(第25回)総会・技術発表会(共催=神奈川県立産業技術総合研究所)を開催した。総会冒頭、岡賢治事務局長は「今回の総会・技術発表会は、新型コロナウイルスの感染リスクを最小限に抑えるため、総会の開催方法、技術発表会の時間割を変更した。密が心配される昼食を除外し開催時間を短縮、これにより総会・技術発表会は午後のみとした」と語った。総会では、19年度事業報告・収支計算・監査報告、20・21年度役員改選、20年度事業計画・収支予算など、すべての議案を満場一致で承認。役員改選では、会長として小島隆(不二製作所)、副会長に笠井尚哉(横浜国立大学)の両氏がそれぞれ再任された。
清水建設3眼カメラシステムで配筋検査
清水建設(井上和幸社長)が国土交通省のPRISM(建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト)を通じシャープと共同開発した「3眼カメラ配筋検査システム」が、東北中央自動車道東根川橋上部工工事の配筋検査手法として導入されている。国土交通省の発注工事において、デジタル化された配筋検査システムが採用されたのは今回が初めて。従来、配筋の検査は、配筋に這わせた検尺ロッド(スケール)を写真に収めるという人手に頼った検査が行われていた。新システムは、3眼カメラとシステム制御ソフトで構成。3つのカメラを用いて異なる方向から同時に撮影することで、三角測量の原理を応用して画像データの3次元情報を把握する。
サンテック、光学式三次元計測器「OPS―1000」
サンテック(愛知県小牧市、鄭元鎬社長)は9月15日、世界最高感度の光学式三次元計測器「OPS?1000」を開発したと発表した。同製品は高速波長可変レーザの技術を干渉計測に応用した製品でヘテロダイン検波方式により、約100デシベルという、3次元計測器では世界最高レベルの最小受光感度を実現した。また、70デシベル以上の測定ダイナミックレンジを有するため、形状、材料、色、表面状態を問わず、非接触・高速・高精度測定が可能なのが特徴だ。工業製品の3次元寸法測定、欠陥の3次元検出に加えて、寸法、形状、外観検査工程の自動化の用途などでの活用が期待される。
日本溶接協会AN委員会、D-RT講習会 11月に実施
日本溶接協会非破壊試験技術実用化研究(AN)委員会は、11月・16・17日の両日、東京・千代田区の溶接会館で2020年度デジタルラジオグラフィに関する技術講習会ー工業分野におけるデジタルラジオグラフィの基礎とその適用を開催する。講習会では、D-RTの基礎から撮影技術、画像評価の方法に加え、講習会2日目には画像観察の実習を行い、実務に必要な技術を学べるものとなっている。

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