2006年(平成18年)7月5日 第1093号

06/07/05

2006 夏季特別号


■赤外線、AEで状態監視
 保安院 20年めどに新検査制度/「保全プログラム」要求
 原子力安全・保安院は平成20年度からの実施をめどに原子力発電施設の検査制度の改善を図る。高経年化対策を充実する観点から、プラントごとに原子炉停止間隔を定める。運転中検査に適用する状態監視技術については、すでに利用可能なものとして振動診断、油分析、赤外線診断を挙げるとともに、AE診断、リスクベースISIの可能性も指摘している。

■シームレスパイプ用管端ET装置を納入
 マークテック 国内大手メーカー向けに
 マークテック(松川英文社長)は大手メーカー向けに、シームレスパイプ用の管端渦流探傷装置を納入した。同社が大手シームレスパイプメーカー向けに管端渦流探傷装置を販売するのは今回が初めてのことになる。PT・MTトップメーカーである同社はこの数年、渦流探傷(ET)装置の研究・開発を積極的に行うとともに、新製品を投入してきており、今回の納入を契機として、今後、新たな販路が拡大していく可能性がある。

■電気協会ISI検討会、改訂への採否を議論
 UT指針のアンケート集計
 日本電気協会原子力規格委員会の供用期間中検査(ISI)検討会(石沢順一主査・東京電力)は6月22日、第13回会合を開き、JEAG4207―2004「軽水型原子力発電所用機器の供用期間中検査における超音波探傷試験指針」の改善点などを抽出するために実施したアンケートの集計結果を踏まえ、主な項目ごとに同指針改訂への採否を議論した。改訂への採用が見込まれる回答のうち、今後規格化した方が良いと思われる意見には「非破壊検査評価員・試験員の力量について、レベル2でも評価できるようにしてほしい(レベル3認定者数が少ないため、認定者確保が困難な場合がある)」、「現状、フェイズドアレイUTは欠陥サイジング時に適用する手法の一つとされているが、欠陥検出時にも適用してはどうか」などが含まれている。


☆このほかの注目記事★


■【特集】溶接安全管理検査制度改正の論点/溶接士、施工法認証のあり方は?

■原子力安全・保安院報告書 「原子力発電施設に対する検査制度の改善について(案)」

■【特別寄稿】超音波検査手法による新しいチャレンジと今後への期待

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