2006年(平成18年)4月5日 第1087号

06/04/05

2006春季特別号

■保安院、UT値の保守的評価(プラス4.4?)解消
 PD認証制度発足で 健全性評価方法を改訂
 原子力安全・保安院は3月23日、PD認証制度発足にともない、原子力発電所用機器の健全性評価方法を改訂した。原子炉再循環系配管のUTによるひび深さの測定に当たり、PD資格試験の合格者が測定した値を健全性評価に用いる場合、これまで測定精度の客観性確保のため測定値に一定の値(4.4?)を加えてきた保守的評価を解消する。同日、新たな解釈を電気事業者、原子力安全基盤機構に通知した。

■2回の試験で3人が合格
 PD認証制度 神戸センター長「応募者は20人弱」
 電力中央研究所材料科学研究所PDセンター(神戸弘巳PDセンター長)は3月27日、第1期PD資格試験の第1回(3月6日―10日実施)、第2回(3月 13日―17日)の結果について、受験者ならびにPD認証機関(日本非破壊検査協会PD認証運営委員会)に連絡したと発表した。第1回、第2回の試験で合格基準に達したのは3人だった。神戸PDセンター長は3月23日、小紙の取材に応じ第1期PD資格試験に「20人弱の応募があった」ことを明らかにした。

■【焦点】検査員が裏波エコーと誤判定/切断後に発覚/全周にひび、最大深さ8.8?
 福島第二原発・原子炉再循環系配管
 東京電力は、福島第二原子力発電所3号機で交換のために切断した原子炉再循環系配管において、切断前に実施したUTで特定できなかったひびが確認されたことを受け、経緯や誤認要因等の事実関係、再発防止策などをまとめた報告書を3月23日、原子力安全・保安院に提出した。保安院は同日、報告書を概ね妥当と評価するとともに全事業者に再発防止策を指示した。

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