2005年(平成17年)6月20日 第1068号

05/06/20

■対象選定、実データ重視
 機械学会配管減肉タスク/火力規格案 UT以外に電位差法など例示
 日本機械学会の配管減肉対応特別タスク(朝田泰英主査)は5月24日に開催した第6回会合で、火力サブタスクから提出された「火力設備配管減肉管理技術規格(案)」を中心に審議した。同案については6月8日、上位機関の発電用設備規格委員会に中間報告として上申されているが、審議過程では出席した原子力安全・保安院担当者から、昨年、関西電力で発覚した、他のプラントの肉厚測定データを流用した不合理な報告などの不備を反映すべきなど突っ込んだ議論が展開された。

■【オピニオン】もんじゅ訴訟
 国の逆転勝訴、“当然”の結末
 「チャイナ・シンドローム」をご存知だろうか。1979年に公開された米国映画で、テレビ局の女性キャスターが原子力発電所を取材中に原子炉事故を目撃したことに端を発しサスペンスストーリーが展開される。このチャイナ・シンドロームとは、原子炉の核が露出した時、溶融物が地中にのめりこんでいき、地球の裏側の中国にまで達するという最悪の事故を指す。 1995年にナトリウム漏れ事故を起こし、運転停止中の高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)を巡る行政訴訟は最高裁が5月30日、設置許可処分を無効とした二審・名古屋高裁金沢支部判決を破棄、住民側の請求を退けた。実は原発の設置許可を初めて無効とした二審判決は、チャイナ・シンドロームを彷彿とさせる、信じがたい非現実的判断にもとづくものだった。

■会員の不適切な活動 全容把握に向け本腰
 CIW協議会、都特別区などに協力要請
 CIW検査事業者協議会(逸見俊一代表幹事)は、今年度の重点事業に掲げる倫理綱領の徹底・啓蒙を図るため本格的な活動に着手した。6月9日には、東京都特別区・多摩地区建築主事および指定確認検査機関あてに、逸見代表幹事とCIW倫理委員会・加藤哲夫委員長の連名で、従来から指摘されている会員の不適切な業務活動について調査協力を依頼する文書を送付した。6月6日付の文書「CIW検査事業者協議会会員の不適切な業務活動の調査について(お願い)」は、都特別区など当該管内で協議会会員の検査業務について?疑惑を生む事象等?を把握した場合、協議会事務局あてに連絡するよう依頼したもの。

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