2005年(平成17年)4月5日 第1063号

05/04/05

2005春季特別号

■PD認証制度、骨子明らかに/JSNDI規格は全産業対象 原子力特化の付属書作成へ
 受験条件UTレベル2以上、有効期限は5年が有力
 今年3月末をめどに具体的な制度設計が行なわれてきた、ひび割れ深さの測定能力に関するPD(性能実証、Performance Demonstration)認証制度の骨子が小紙の取材で明らかになった。日本非破壊検査協会(JSNDI)が担当するPD認証規格は全産業分野が対象となり、原子力に特化した規格については「付属書」の位置づけで作成される見通しで、受験条件はUTレベル2以上、資格有効期限は5年が有力。またPD実施機関と試験センターは電力中央研究所、研修センターは発電設備技術検査協会などが候補に挙がっているものとみられる。

■オリンパス、非破壊検査市場に本格参入
 カナダ・アールディテック社を統合/事実上、国内最大のNDTメーカー誕生へ
 オリンパス(本社・東京都新宿区西新宿2‐3‐1、菊川剛社長)は、カナダケベック州に本拠をおく大手検査機器メーカーであるアールディテック社の 100%株式取得に関する最終合意に達した。これに伴い、同社はこれまで販売を手がけてきた工業用内視鏡に加えて、超音波探傷機器、渦流探傷機器というビジネスツールを持つことになる。これは、世界の産業機器分野における非破壊検査フィールドへの参入、そして同社の並々ならぬ取り組み姿勢の顕れと受け止められる。同時に、事実上、国産型の世界的なNDT企業の誕生を意味する。

■【ケースリポート】製油所における保全技術伝承の現状と課題(新日本石油編)
 「検査会社との関係、より強固に」 定修機会の減少、ベテラン層の退職に直面
 「団塊の世代」の定年が間近に迫るなか、あらゆる産業界で「技術の伝承」がクローズアップされている。とくに定期修理工事でさまざまな非破壊検査技術が適用され、多数の検査技術者が動員される石油業界ではいま、定修機会の減少やベテラン層の退職により「保全技術の伝承」という課題に直面している。製油所における保全技術伝承に向けた取り組みは? またそれにともない現場で検査業務に携わる検査会社の位置付けに変化はあるのか? 小紙では国内最大手の新日本石油(本社東京・西新橋)製造技術本部工務部を訪ね、山?久孝氏(工務技術)、金重正規氏(設備技術)の両グループマネージャーに話を聞いた。

★このほかの注目記事☆
■【特別企画】フレッシュマンのための非破壊検査基礎講座((社)日本非破壊検査工業会 福永功)
■【特集】「鉄骨造等の建築物の工事に関する東京都取扱要綱」の一部改正について[全文掲載]
■【特集】2005年版全国主要非破壊検査会社一覧
■腐食検査用3機種を新発売/RDテック/超音波厚さ計「MG2」シリーズ
■JSNDIがWEBシステムの運用開始/11日から メルマガ、電子申請など

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