2003年(平成15年)11月5日 第1029号

03/11/05

■複合材検査に非接触UT
 JAXA、超小型探触子も開発/検査できない箇所減らす
 前身の宇宙開発事業団(NASDA)からH―?Aロケットの信頼性向上に努めてきた宇宙航空研究開発機構(JAXA)安全・信頼性管理部(つくば市)が、新たに非接触超音波探傷装置と超小型超音波探触子を開発したことが明らかになった。供試体の片側から探傷可能な非接触の探傷装置は、小さな衝撃でも強度低下が大きい炭素繊維強化プラスチック(CFRP)検査に適用する予定。また従来、非破壊検査が適用できなかった噴射器のろう付部に適用する超小型探触子については「ロケット開発において検査ができない箇所を少しでも減らしたい」関係者の願いをカタチにしたものだ。

■【特別インタビュー】安全のベースは検査の技術力
 佐々木宜彦原子力安全・保安院長に聞く
 2002年8月に発覚した東京電力の不正問題に端を発し各界でさまざまな議論を呼んだ原発の新しい安全規制制度が10月1日からスタートした。今回の制度改正の本質ともいえる維持基準の導入によって、とくに非破壊検査をめぐってはサイジングの信頼性向上やPD(パフォーマンスデモンストレーション)導入などの課題が浮上してきた。新制度のもとで非破壊検査の担う役割とは? 安全規制再構築の先頭に立つ佐々木宜彦原子力安全・保安院長に聞いた。

■日溶協に新認定検討を要望
 CIW協議会/建築鉄骨専門、試験所認定と並列で
 CIW検査事業者協議会の逸見俊一代表幹事は10月24日、小紙のインタビューに応じ、日本溶接協会に対して建築鉄骨専門の新認定制度の検討を求める要望書を提出する方針を明らかにした。試験所認定制度をめぐっては審査料金値上げにともない、依然として厳しい経営環境を強いられる会員150社の多くが取得困難な公算が大きいことから、協議会では試験所認定とは別に会員の大多数が活用できる制度のあり方を模索する考えで、逸見代表幹事は「今回の要望は試験所認定を否定するものではない」ことを強調した。

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