2003年(平成15年)9月20日 第1026号

03/09/20

■改良UT、深さ測定に有効
 保安院が評価/改訂JEAG4207規制基準化図る
 原子力安全・保安院は、焦点型縦波/横波端部エコー法、フェイズドアレイ法、またはこれらに2次クリーピング波によるモード変換波法を組み合わせた「改良UT」について、発電設備技術検査協会に委託した確性試験と電力3社による実プラントでの調査結果を踏まえ、SUS316L系材製の原子炉再循環系(PLR)配管の応力腐食割れ(SCC)によるひび割れ深さの測定に有効との評価を下した。今後、UTによる供用期間中検査(ISI)で従来の斜角法に加え改良UTを適用する方向で検討に着手。具体的には、日本電気協会のJEAG4207改訂版がまとまり次第その内容を評価し、妥当と判断されれば検査基準として承認する。

■【改良UT 信頼性確認】電力3社、全8プラントで適用
 「実機のままの状態で探傷」
東京電力、東北電力、中部電力の3社が、今年1月―4月にかけて実プラントの再循環系(PLR)配管に適用した改良UTによる調査結果が明らかになった。今年初め、PLR配管のひび割れ深さについて、一部UTと実測の値に比較的大きな差異が確認されたとの一般紙の報道は記憶に新しいところ。先に公開されている確性試験に加え、今回の調査結果も妥当性が確認されたことを受け、改良UTの適用に向けた動きが一層加速しそうだ。

■総事業者数170社に復帰
 日溶協CIW・15年度後期
 日本溶接協会・溶接検査認定(CIW)委員会による平成15年度後期の認定審査結果が明らかになった。それによると10月1日付で1社が認定取消となったものの、新たに2社を認定し総事業者数は同年度前期から1社増え、14年度後期以来170社の大台に復帰した。なお日溶協では10月から、非破壊検査事業者向け試験所認定制度の運用を開始する。

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