2003年(平成15年)9月5日 第1025号

03/09/05

■【オピニオン】消防危27号を問う−?石油連盟に聞く
 電磁気法による全面探傷 法的メリットに疑問
 新技術によるタンク底部の連続板厚測定の運用を示した消防危93号通知から早や3年。今春、27号通知でようやく電磁気法が追加されたものの、従来の定点測定と新技術による連続測定を横並びで扱っているため、連続測定が法的にメリットのないものに後退した感が否めない。そこで小紙は、本号から規制緩和・自主保安の流れに逆行しつつあるタンク法定検査を検証する特別企画「消防危27号を問う」をスタート。第一弾では、磁気飽和渦流探傷の研究に積極的な大手タンクユーザーの石油連盟を中心に話を聞いた。

■【Observer】また、落ちた
 ここ数年、TVのニュースや一般紙の社会面等の報道で目にする機会の多くなったコンクリート片落下事故。これも各種構造物の高経年化の反映なのだろうが、不運にも落下物の損害を被る側にとってはたまったものではない。小社から程近いJR御徒町駅北口ガードでも7月末、高さ約7・5mの高架橋から重さ約1?のコンクリート片が落下。下を歩いていた男性の頭にあたり、全治約2週間のけがを負った。

■マニュアルの熟知促す
 都知事指定研修会/変わる抜き取り検査「検査会社にとって大問題」
 CIW検査事業者協議会と構造物第三者検査機関協会(STIA)は8月23日、東京・外神田のダイドーホールで東京都知事が認定する「建築物の工事における試験及び検査に関する研修会」を開催した。今回は刊行されたばかりの「突合せ継手の食い違い仕口のずれの検査・補強マニュアル」に関する講習もあわせて行われ、講師に招かれたマニュアル作成委員会の森田耕次委員長(千葉大学)は、受講者した検査会社の技術者90人を前に、同マニュアルのなかでは鉄骨溶接部のUTと外観検査をセットで扱っている点を強調したうえで、抜き取り検査方法等について理解を深めるよう協力を要請した。

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