2003年(平成15年)7月5日 第1021号

03/07/05

■PDにらみ教育・訓練に言及
 日本電気協会・UT指針改訂、フェイズドアレイ復活も
 日本電気協会・供用期間中検査(ISI)検討会(設楽親主査・東京電力)は、「軽水型原子力発電所用機器の供用期間中検査における超音波探傷試験指針」(JEAG4207―2000)にUTによる欠陥深さ寸法測定(サイジング)を盛り込むべく改訂作業を急ピッチで進めている。サイジングの後には、もう一つの重要課題であるUT精度を保証する性能実証試験(PD)の検討が控えていることから、修正案ではPDの代替的位置付けで教育・訓練について言及。また中間報告では見送る方針を示していたフェイズドアレイ法についても取りまとめ具合によっては今回の改訂指針に盛り込む。

■都報告制度、8月から本格運用へ
 外観検査方法 CIW協議会に周知促す
 東京都は、鉄骨工事で重大な不具合が生じた場合の報告制度について、8月から本格運用に乗り出す。「食い違いずれの検査・補強方法マニュアル作成委員会」(森田耕次委員長・千葉大学)の最終答申を判断材料にしたほか、溶接部の割れ、阪神大震災を教訓に当該設計図書と異なる種類の溶接継目についてそれぞれ「知事が別に定める重大な不具合」に指定した。運用に当たり都では、溶接後の検査以上に、設計上の配慮および組立て時点での検査が重要であるとし、関係者に対し設計段階から施工・検査まで至る過程での十分な製品管理の徹底を図る。

■【特集】スポット溶接超音波非破壊探傷−−導入に関する装置性能調査について
 アイシン精機
 近年、製品品質の向上とコスト低減の両立が求められている。この対策方法の一つとして非破壊検査の導入がある。例えば、弊社における車体系製品のスポット溶接においては、一定時間毎や段取り毎に製品を抜き取り破壊検査している。この破壊検査を非破壊検査に変更することで、破壊検査による工数や廃却費用を低減することができ、また、資源を無駄にしなくてもよくなる。既に欧州の自動車メーカではこのスポット溶接専用の超音波探傷装置の導入が進められている。今回、弊社はこの装置をAGFAとクラウトクレーマから借用させていただいた。この装置の実力を調査・確認し、導入・展開することができた。これらの経緯、特に装置の性能調査について説明させていただく。

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