2003年(平成15年)6月20日 第1020号

03/06/20

■NDT 教育の現場から
 群馬県立桐生工業高等学校を訪問
 安全、環境が今日的なキーワードになるとともに、非破壊検査分野への社会的な認知度が広がりを見せている。このような状況下において、非破壊検査業務に携わる関係者にとって、将来の非破壊検査の一層の発展を展望していくうえで、学校教育で非破壊検査が取り入れられていくことの重要性が指摘されている。そこで、今回は高等学校のなかで全国で最も早くから非破壊検査を授業に取り入れている群馬県立桐生工業高等学校(桐生市西久方町1-1-41、菊地丞示校長)を訪ね、その現況を写真を中心にレポートする。

■改良UT 有効性認める
 保安院、他の原発データも参考に
 原子力安全・保安院は、発電設備技術検査協会の「超音波探傷試験による再循環系配管サイジング精度向上に関する確性試験委員会」がまとめた報告書について、UTS(発電技検が実施する国のプロジェクト)で得られた測定下限値の誤差4・4?を超えるものはなく、「改良されたUT手法はSUS316L材の応力腐食割れ(SCC)の深さ測定に有効であると認められる」との見解を明らかにした。

■要求性能に応えた溶接施行条件・管理方法に一石
 AW検定協議会が報告
 「入熱が40KJ/?以下の範囲では、YGW18Mo(モリブデン)を用いるとパス間温度に上限値を設定する必要はない」。AW検定協議会・研究評価委員会のWG5(倉持貢主査・清水建設)が2002年度に実施した「溶接条件の適正化と溶接材料の特性に関する研究(その5、その6)」が興味深い。同WGでは一昨年、国内外7社の溶接ワイヤに関する調査結果を報告し関連業界に大きなインパクトを与えているが、現在、最終取りまとめを進めている研究も冒頭の指摘を見る限り前回同様、要求性能に応じた溶接施工条件・管理方法のあり様に一石を投じそうだ。

★このほかの注目記事☆
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