2001年(平成13年)8月5日 第975号

01/08/05

●《H2Aと非破壊検査》
  NASDA
 新手法導入で信頼性確保へ
 専門スタッフ招へい チェック体制強化
 H2Aロケットの打ち上げがいよいよ8月25日に迫ってきた。宇宙開発事業団(NASDA)では、98、99年に相次いだH2の失敗を踏まえ、特に非破壊検査については専門スタッフを招へいし、メーカーとの二重検査体制を構築したほか、新たにデジタルラジオグラフィ、マイクロフォーカスX線、ローラー式探触子によるUTを導入した。(1面)
●《輸入鉄骨ケースリポート》
  タイ・中国・韓国から調達
  森ビル「六本木ヒルズ」
  安値受注に伴う海外シフト
 六本木、汐留、品川駅東口など都内の大型プロジェクトで輸入鉄骨の採用が相次いでいる。現状では特筆するほどの量ではないものの、ゼネコンの安値受注に呼応する形で鉄骨の調達先が海外へシフトした格好だ。国内最大級の民間市街地再開発事業で話題の「六本木ヒルズ」でもタイ、中国、韓国のファブリケーターで加工された鉄骨が使用されている。(3面)
●《フィールドルポ》三井化学・市原工場
  定期修理工事の検査現場を訪ねて
 わが国有数の石油化学プラント施設として知られる三井化学市原工場の隔年に行われる定期修理工事が7月1日から約1カ月にわたり実施された。定修工事は施設停止期間中、検査技術者をはじめとして延べ9万人にのぼる作業従事者が携わる大規模なもの。非破壊検査はRT、UT、ET、MT、PT、VT等の技術手法が駆使された。そこで、今回は定修工事中に行われた主な検査現場の一端を垣間見るべく写真を中心として読者にお伝えする。(4-5面)
●《新技術リポート》
  レーザ溶接部の渦流アレイによる検査
  アールディテック
  板厚異なる薄鋼板合成部材向けに開発
 アールディテックは、厚みに差がある薄鋼板をレーザ溶接で接合した合成部材(Tailor welded blanks)の検査に威力を発揮する、渦流アレイ検査システムを開発した。レーザ溶接は急速なハイテク化を遂げる一方、現状では溶け込み不良をはじめとする欠陥を完全に抑止できるとはいい切れず、その過程で非破壊検査が重要な役割を担っている。本号では、同社のアレイテクノロジーにより溶接部の全域の検査を可能にした新システムの概要をリポートする。(7面)
★このほかの注目記事★
■大岡紀一氏が外務大臣表彰を受賞
■WGで実証試験など検討
  NDT工業会
 鋼橋溶接部研究委を再発足
■建て替え需要、6兆円超
  オフィスビル総研
 旧耐震ビル対象に調査
■【語る】
 自動化機器の開発促進
 新規検査事業の開拓不可欠
 非破壊検査?梶@大石秀夫社長
■業界の先鞭つける
  鉄建協
 BCS・全建・国交省を皮切りに陳情開始
 全構協と歩調合わす
■【サインボード】(鉄骨第三者検査会社名表示)
今回の物件は、神奈川県大和市で建設中の「イトーヨーカドー大和鶴間店新築工事」(アイ・シー・ティー)です

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