2001年(平成13年)7月5日 第973号

01/07/05

●初の単独オープンシンポに180人超参集
  JSNDI 保守検査特研が新機軸打ち出す
  安全担保情報を積極発信
 日本非破壊検査協会(JSNDI)保守検査特別研究委員会(小倉幸夫主査・日立エンジニアリング)が初の単独オープン形式の採用により新機軸を打ち出した、「保守検査シンポジウム」(今中拓一実行委員会委員長・非破壊検査)が6月28日、29日の両日、東京・南蒲田の東京都城南地域中小企業振興センターで開催された。「保守検査という言葉で、各プラントを『串刺し』にした情報の共有化を図るきっかけにしたい」(今中委員長)とする企画が奏功し電力、石油、石油化学等の各プラントをはじめ分野横断的に特別講演4件、一般講演34件を盛り込み、参加者は182人に上った。開会に当たりあいさつに立った今中委員長はまず、わが国の膨大な民間資本の蓄積に伴い、産業の国際競争力の向上および地球環境に対処した設備のより効率的な利用や廃棄物の抑制といった観点から、「質の高いメンテナンスへとニーズが日を追って高まりをみせつつある」と指摘するとともに、「原子力発電プラントの放射性環境、火力の高温・高圧、石油・石化の腐食性環境など、個々の使用条件は異なるものの、それぞれを構成している設備や機器には共通するものも多く、メンテナンスの類似性も多々ある」との考えを示した。また、今中委員長は、今回のシンポ開催に当たり、「それぞれ異なった資本間でのメンテナンス情報の共有化」を意図した点を明らかにしたうえで、「安全から安心へという国民の当たり前の心理を考えた場合、恣意的でない情報公開が必須であり、基本」と語り、同シンポが「安全」担保情報を積極的に社会に発信する機会となるよう、参加者に対して協力を要請した。(1面)
●X線透視検査装置を出展
理学電機サービスセンターがインターフェックスジャパンに
 理学電機サービスセンター(川崎市、武市光雄社長)は6月27日〜29日の3日間、東京ビッグサイトで開催された、「第14回インターフェックスジャパン 医薬品・化粧品・洗剤 研究開発・製造技術国際展」に、X線透視検査装置FSシリーズ「産業用異物チェッカ」「Zoomボーイ」の2機種を出展した。同社が、医薬品・化粧品・洗剤業界国内最大となる同展示会に出展するのは今回が初めて。FSシリーズについては、「マイクロフォーカスタイプとミニフォーカスタイプの中間的な位置づけや、徹底したコストパフォーマンスにより、電子デバイス分野を中心に実績を挙げている」(同社)が、同展示会関連でも化粧品、特に口紅の気泡検査などでニーズがあった。今回は他の化粧品への拡大とともに、医薬品のアンプル等の品質管理も視野に入れ、現場に持ち込んですぐに見ることができるFSシリーズの訴求を図った。(2面)
●瑕疵保証、5年に延長
 住宅検査保証協会
 中古住宅検査で新プラン
 指定住宅性能評価機関の住宅検査保証協会(=7月1日、日住研から改称=東京・神田神保町、??03-3221-8581)は、新築住宅に比べ大幅に遅れている中古住宅の流通促進を図るため、既存住宅の瑕疵保証を5年に延長した住宅検査「HIG(Housing Inspection Guarantee)-5プラン」を開発、7月1日から首都圏で販売に乗り出した。国土交通省が現在、パブリックコメントを募集している「住宅市場整備行動計画(アクションプログラム)」(案)でも、2002年度の実施をにらみ「中古住宅の検査制度、性能表示制度の整備・推進」が示されていることから、同社では「非破壊検査機器を駆使した客観性重視の検査体制を前面に出すとともに、中古住宅へよりウエートを置いた業務を展開したい」としている。(3面)
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 千葉県NDT研が13年度総会
■米パンタック社の全事業取得へ
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■「米国の火力・原子力発電設備の法規制と検査の現状」
  HSBジャパン主催 講演会に150人参集
■板厚計測装置と溶接部検査装置を開発
 関西エックス線
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 非破壊検査の第44期決算
■第6回全国営業会議実行委開く
 CIW協議会
 7〜8月にブロック会議開催へ
■【サインボード】(鉄骨第三者検査会社名表示)
今回の物件は、さいたま市で建設中の「JR東日本研究開発センター新築工事」(東伸検査エンジニアリング)です

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