2001年(平成13年)6月20日 第972号

01/06/20

●産業界の変革を啓蒙
  神奈川県NDT技術交流会
 技術研究会・総会開く
 神奈川県非破壊試験技術交流会(関根和喜会長・横浜国立大学)は6月12日、横浜国立大学工学部大学院研究棟で第6回技術研究会および総会を開催した。新年度に入ってから、特定テーマ講習会「超音波自動探傷(AUT)の現状と実習」(4月)、「認証・認定に関する意見交換会」(5月)=ともに千葉県非破壊検査研究会と共催=など積極的な活動を展開している同交流会では、総会の席上、10-11月にかけても「JIS改訂に関する規格講習会」(千葉と共催)の開催を承認。技術発表会では、「最近の産業界の変革と非破壊検査技術」をテーマに据え、規制緩和から金属材料特性評価に至る全8件の多角的な発表を盛り込んだ。席上、関根会長は、近年、産業界を動かしている自主保安・規制緩和について、「現在は、その内容が大きく変わりつつあるターニングポイント」との認識を示すとともに、安全を担保する非破壊検査技術について「実際、検査に従事する業界および技術者も世の中の流れに呼応して考え方を変えていかなければならないが、私自身、変化の過程にあると理解している」と述べ、「この場を通じて得た情報を持ち帰って、日々の業務に生かしてほしい」とあいさつした。(1 面)
●7月に都内でセミナー
  KHK
タンク底部 「新検査方法の導入」で
 危険物保安技術協会(KHK、東京・虎ノ門、??03-3436-2353)では現在、7月31日に都内で開催する「新技術等情報セミナー」の受講者を募集している。今回のテーマは「新技術による検査方法の導入に当たって」。特定屋外タンク貯蔵所の内部点検等の際に行われるタンク底部の板厚測定および溶接部の検査に係る新技術(超音波、渦流・漏洩磁束)活用については、平成10・11年度のKHKの調査研究結果を踏まえ、消防庁の「危険物技術基準委員会」でも検討され、12年8月に消防庁から通知が示されている。KHKではこれら新技術による検査方法の導入に当たり、12年度は「連続板厚測定」を取り上げ、測定装置の機能および測定者の技能等の確認について「新技術活用機器の性能評価基準等策定委員会」で自主研究を展開、今年度は溶接部試験の検討を予定している。こうした状況を踏まえ、同セミナーでは、総務省消防庁の専門担当官や非破壊検査の専門家を講師に招き、新技術導入の背景や今後の具体的な方針、測定装置の原理等を解説するほか、KHKが新たに行う測定装置の機能・測定者の確認に係る実務についても説明する。(2面)
●「ゴルフに生きて」
 東関東NDT研が講演会
 プロゴルファー三澤利行氏を講師に
 「ドライバーの飛距離が140-150ヤードでも、本気でやればシングルになれる」---。6月9日、東関東非破壊検査研究会の総会後に開かれた、恒例の講演会は、プロゴルファーの三澤利行氏(日本プロゴルフ協会会員)を講師に招いた。講演タイトルは「ゴルフに生きて」。73年、23歳で脱サラ後、プロゴルファーを目指し、8度目の挑戦で83年にプロテスト合格に至る下りでは、「ある時期は、練習をすればするほど下手になり、同時にゴルフが難しくなった」「テストに落ちた7回は結局、自滅によるもの」---などの体験談を披露し、「ゴルフは気持ち次第で結果が変わる。天候やピンの位置で状況判断ができるようになって初めて結果が出せた。当時自分自身の世界でものごとを判断していたために失敗を繰り返したのだと悟った」という。また、三澤プロは、「これまでに、何らかの形で対価をもらった生徒は1万人を超える」ほどレッスン経験も豊富。講演中の身振りを交えた「アプローチとパターを熱心に取り組めば、 100は切れる」「経験上、ドライバーの飛距離が140〜150ヤードでも本気でやればシングルになれるただ、努力は必要ですが」などのアドバイスには、ちょうど翌日にコンペを控えていたことも手伝って、多くの参加者が高い関心を示し、「『先を読むこと』と『(スイングに際して)芯が通っていること』が印象に残った。遊びの中にも生きたキーワードがあると実感した」などの声が聞かれた。(5面)
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