2001年(平成13年)4月5日 第967号

01/04/05

★2001年春季特別号★
●薄鋼板の「微小介在物オンライン検出装置」を開発
  川崎製鉄  30年ぶりの画期的な技術革新
 全面・全断面が探傷可能   缶用鋼板の品質管理に
 川崎製鉄は、熱間圧延後の薄鋼板のなかの微小な非金属介在物を、薄鋼板の全面・全断面にわたってオンライン検出可能な超音波探傷装置を世界で初めて開発、千葉製鉄所の酸洗ラインに設置し、2000年9月から稼働を開始したと発表した。今回開発された「超音波探傷装置」は、薄鋼板を挟んで超音波の送信プローブと受信プローブとを向かい合わせに配置し、送信プローブが送信した超音波のうち、欠陥部分に反射して受信プローブに達する欠陥反射波によって、欠陥を検出する。送信および受信プローブを薄鋼板の通過ラインに設置した水槽に幅方向に並べて設置し、水中で全幅、全長にわたり非金属介在物の検出を行う世界初の画期的な探傷装置となっている。(1面)
●汎用機から完全撤退
  トキメック
 探傷器、システムのメンテナンス  子会社へ全面移管
 トキメック(東京・南蒲田、勝木英明社長)は超音波自動探傷システムおよび超音波探傷器のメンテナンス事業を、子会社のテックス(横浜市、佐藤雅寿社長へ全面移管した。テックスでは4月1日から、NDT部門については従来のトキメック製超音波厚さ計の点検・修理に加え、厚さ計販売(在庫)、超音波探傷器の部品販売および点検・修理、自動探傷システムの設計支援業務を開始した。これにより、2000年の自動探傷システムに続き、汎用機も事実上完全撤退となった。(1面)
■特別企画■
●フレッシュマンのためのNDT入門講座(6−11面)
 富士 岳 (社)日本非破壊検査工業会認証事業センター
●【特集】マイクロフォーカスX線透視装置  (14−18面)
 50億円市場、堅調に推移
 2000年実績 軒並み増加
 電子機器の小型化・高密度実装技術が近年目覚ましい進歩を遂げる一方で、非破壊検査手法として定着しているX線可視化技術への要求が一層高まっている。特に、BGA/CSPの実装接合部(はんだ接合部など)の欠陥やその要因となる接合技術の評価・解析において、斜め方向からの観察や欠陥部分抽出と断層像から立体画像の構成による評価を可能にするマイクロフォーカスX線透視装置(CT含む)はいまや欠かせない存在となっており、装置メーカー各社は2000 年、軒並み15−20%の売上増で推移した。ここでは、同装置の市場動向をはじめ高密度実装評価ケースリポート、各社の最新機器紹介をお届けする。
●高密度実装評価ケースリポート
  評価から解析まで
  楠本化成・エタック事業部
  前年比2倍増の受託試験  X線CT、SATも活躍
 楠本化成(本社東京・内神田)エタック事業部では、環境試験器、各種信頼性試験自動計測システムの開発・販売や受託試験サービスを展開、なかでも、アウトソーシングのメリットを武器に拡大を続けるのが、評価から解析まで一貫した受託試験サービスだ。2000年7月にISO/IECガイド25に基づく IECQ認定の独立試験所として新たな一歩を踏み出したほか、2001年2月には新刊を加え総面積2200平方?bの山形試験所をオープンし、業務範囲の拡充を図った。環境試験、寿命試験、分析・解析から成る受託試験業務では、マイクロフォーカスX線CTシステム(島津製作所)や超音波探査映像装置(= SAT、日立建機ファインテック)も主要装置に名を連ねる−−。
●大好評●
2001年版 全国非破壊検査会社一覧(21−28面)
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