2001年(平成13年)1月5日 第961号

01/01/05

★2001年新春特別号★
●新春フィールドルポ
  写真で見るパイプライン管内検査、熱交換器の
  渦流探傷
 新幹線のトンネル内崩落事故などを契機とし非破壊検査技術の重要性が再認識されつつある。もちろん、非破壊検査技術は現在、さまざまな工業用分野で製造技術の改良や製造コストの低減、また信頼性の向上にと幅広く利用され総合的に品質管理、保守管理などに役立っているが、21世紀を迎え、今後も安全を支える有力な手段として重要性がさらに高まっていく可能性がある。そこで小紙編集部では、こうした重要な役割を担った非破壊検査の現場を訪ねるべく、石油化学プラントの定修工事期間中に行われたパイプラインの管内検査、熱交換器における渦流探傷のフィールドルポについて、当日撮影した写真を中心にお伝えする。
 現地取材を行ったのは、日本石油化学・川崎事業所(川崎市川崎区浮島10-10)施設内にあるパイプラインと高圧ガス製造装置。10月下旬から11月上旬に訪ねた事業所内では、操業をストップし22日間にわたって定期点検を実施。期間中、検査技術者をはじめとする関係者は延べ稼働人員が17,000人、 1日平均にして850人という。構内では、それぞれの持ち場で作業が行われ活気に満ちていた。(8-9面)
●最新技術リポート
 フェーズドアレイ探傷システムによるFSWの評価
 航空宇宙分野でのアルミニウム薄板の摩擦撹拌溶接(FSW)が普及するにつれ、FSW接合で発生の可能性がある微細欠陥の検出と評価のために、高解像度の非破壊検査技術が必要とされる。
 フェーズドアレイUTは、このFSW接合部検査で有効性が認められ、現在、生産工程での探傷に導入されつつある。本文はフェーズドアレイUTと、この方式のアルミニウムプレートFSW接合部の検査への適用について述べる。by Andre Lamarre and Michel Moles【R/DTech】(14-17面)
★このほかの注目記事
■年頭所感
  (社)日本非破壊検査協会・星川 洋会長
  (社)非破壊検査振興協会・若尾 正理事長
  (社)日本溶接協会     ・藤田 譲会長   
  CIW検査事業者協議会  ・逸見俊一代表幹事
 および有力企業42社が一堂に!(5、7、22-32面)
■検査現場で活躍するUT機器
  湘菱電子、日本パナメトリクス、東レテクノ、栄進化学、日本アグフア・ゲバルト、ポニー工業、日本マテック、日本ソナテスト、日本クラウトクレーマー、帝通電子研究所、アールディテック・ジャパン、アスペクト、日立建機ファインテック【掲載順】(20-21面)
■千年期に合わせローマで開催
 第15回世界非破壊試験会議特別報告
 関根 和喜・横浜国立大学教授(10面)

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