2001/12/20
●【焦点】 耐震も兼ねる鉄骨トラスはすべて現場で溶接 日本テレビ新社屋建設工事(東京・汐留) 設計監理の三菱地所設計 継手の食い違い、独自要領で処置 年の瀬を迎え一層活気づく東京・汐留の土地区画整理事業のなかにあって、4隅に設けたパイプトラス鉄骨『バットレス』がひときわ目立つのが、C街区で建設中の日本テレビ新社屋ビルだ。設計監理に当たる三菱地所設計では、今年5月の東京都の通知を受け、鉄骨...
2001/12/05
●鉄道保線事業、好調に推移 トキメックレールテクノ 今期売上高10億円をクリア 5年後、20億円目指す トキメックの子会社、トキメックレールテクノの業績が好調に推移している。保線検査役務の代行業務が軌道に乗ったことに加え、それに付随する商品販売についてもJR東日本の関連企業との間で2001年度、新商品「分岐器検査装置」の34セットの販売契約が成立。すでに2002年3月期の売上高は従来予想...
2001/11/20
【クローズアップ】 ●海外導入新技術の検査手法 東亜非破壊検査、初の試み 「新技術セミナー」盛況 全国3会場で172人聴講 東亜非破壊検査(本社北九州市八幡東区山王1-13-15、中山一徳社長)が大阪、愛知、関東の全国3会場で展開した海外導入新技術による検査手法の紹介をテーマとした「技術セミナー」が11月9日開催の関東会場(千葉県市原市・勤労会館ホール)で幕を閉じた。セミナーには同社のユーザ...
2001/11/05
【焦点】 ●X線装置100台増設へ 郵政事業庁 郵便局のテロ対策強化 総務省郵政事業庁は10月17日、テロ対策強化の一環として国際郵便局等にX線検査装置を100台増設すると発表した。国内の郵便関連施設では現在、43台のX線検査装置が稼働しており、今回の増設で合計143台の検査体制が確立される。(1面) ●熱交換器チューブ内を減肉せずに付着物除去 中外テクノスとASBが共同で開発 管内...
2001/10/20
【クローズアップ】 ●宇宙飛行士 若田光一氏招き特別講演会 JSNDI秋季大会 中高生から一般市民まで 関係者含め750人が聴講 九州工業大学で開催された日本非破壊検査協会(JSNDI、星川洋会長・日本大学)の秋季大会初日(10月2日)、同大学記念講堂において、宇宙飛行士の若田光一氏を招いた特別講演会「国際宇宙ステーション組立に参加して」(主催・JSNDI、共催・九州工業大学、後援・宇宙開...
2001/10/05
《秋季特別号》 ●【クローズアップ】 高速道路と非破壊検査 日本高速道路施設管理?証 より定量的な検査めざす JSNDI の講習会受講者 前年度比2倍増に 日本高速道路施設管理(本社東京都)では、高速道路の照明用金属製ポールの点検・保守管理強化を図るため、今年7-9月にかけて開かれた日本非破壊検査協会(JSNDI)主催の技術講習会に、昨年の2倍に相当する20人以上の技術者を送り込...
2001/09/20
●山陰地区 初の試み 外観検査講習会 CIW協議会、島根県建築士事務所協会が共同開催 CIW 検査事業者協議会(逸見俊一代表幹事)と島根県建築士事務所協会(小草伸春会長)との共同開催(後援・日本溶接協会)による「建築鉄骨溶接部及び鉄筋ガス圧接部」の外観検査講習会が9月6日、島根県出雲市の島根厚生年金会館で開かれた。建築士事務所協会とCIW協議会による同講習会は今年1月の大阪開催を皮切りに、2...
2001/09/05
《焦点》 ●鉄骨UT 7社が参画 「六本木ヒルズ」 B街区事務所棟A 森ビル作成検査要領書 新基準盛り込む 東京・六本木で建設中の「六本木ヒルズ」のメーンタワー、B街区事務所棟Aは、鉄骨数量が9万?dに及ぶスケールの大きさに加え、鉄骨第三者検査を取り巻く状況が過去に類のないモデルケースといえる。特に、検査会社は、一棟としては稀な7社が参画。また、建築基準法改正に伴う新基準にいち早く対応するた...
2001/08/20
●登録検査会社に報告義務 東京都 鉄骨溶接部の不具合 補強方法と両輪で検討 東京都は鉄骨工事の溶接部検査について、結果報告の体制づくりとともに、検査会社のリスト化に着手する。鉄骨工事の品質確保については今年5月、建築関係団体あてに通知した依頼文で告示の基準を超える突合せ継手の食違い等について指摘しており、都ではもう一つの需要課題となる不具合の適切な補強方法の体系化と両輪で関係機関との調整を...
2001/08/05
●《H2Aと非破壊検査》 NASDA 新手法導入で信頼性確保へ 専門スタッフ招へい チェック体制強化 H2Aロケットの打ち上げがいよいよ8月25日に迫ってきた。宇宙開発事業団(NASDA)では、98、99年に相次いだH2の失敗を踏まえ、特に非破壊検査については専門スタッフを招へいし、メーカーとの二重検査体制を構築したほか、新たにデジタルラジオグラフィ、マイクロフォーカスX線、ローラー式探...
2001/07/20
★夏季特別号★ ●《クローズアップ》 イントラネット導入から1年を経て マークテック 情報スピード・ペーパーレス化が急進展 浸透探傷剤をはじめとする非破壊検査機材・マーキングシステムの総合サプライヤー、マークテック(本社東京・大森西、松川英文社長)がインターネットの技術を用いた社内ネットワーク構築に着手してからちょうど丸一年が経った。この7月には新たに業務ソフトを導入、9月本決算期の...
2001/07/05
●初の単独オープンシンポに180人超参集 JSNDI 保守検査特研が新機軸打ち出す 安全担保情報を積極発信 日本非破壊検査協会(JSNDI)保守検査特別研究委員会(小倉幸夫主査・日立エンジニアリング)が初の単独オープン形式の採用により新機軸を打ち出した、「保守検査シンポジウム」(今中拓一実行委員会委員長・非破壊検査)が6月28日、29日の両日、東京・南蒲田の東京都城南地域中小企業振興セン...
2001/06/20
●産業界の変革を啓蒙 神奈川県NDT技術交流会 技術研究会・総会開く 神奈川県非破壊試験技術交流会(関根和喜会長・横浜国立大学)は6月12日、横浜国立大学工学部大学院研究棟で第6回技術研究会および総会を開催した。新年度に入ってから、特定テーマ講習会「超音波自動探傷(AUT)の現状と実習」(4月)、「認証・認定に関する意見交換会」(5月)=ともに千葉県非破壊検査研究会と共催=など積極的な活動...
2001/06/05
●JIS認証めぐり初の討論 JSNDI 13年度春季大会 意見求め運用に反映 日本非破壊検査協会(JSNDI、星川洋会長・日本大学)は5月30日、31日の両日、東京・九段北のアルカディア市ヶ谷で平成13年度春季大会を開催した。JSNDI主催で初めて討論形式を採用し注目された、学術委員会企画「非破壊検査技術者の資格と認証制度の動向」-ISOとわが国の状況-では、 JIS Z 2305「非破壊...
2001/05/20
●自工程責任など8項目を依頼 東京都 「建築工事の品質確保について」 検査通じ諸問題浮上 東京都は、設計事務所、ゼネコン、ファブリケーター、検査会社などの各建築関係団体あてに都市計画局建築指導部長名で「建築工事の品質確保について」(5 月1日付、13都市建指第13号)を依頼した。鉄骨柱の現場溶接継手で許容値を超える食い違いが少なからず見られたことや当該不具合について工事監理者および施工者が...
2001/05/05
●検査・機材事業部 共同で原案作成 NDT工業会 KHKの委託受け 「消防危93号新技術委」設置 日本非破壊検査工業会(NDT工業会)の検査事業部と機材事業部は共同で、消防危第93号(2000年8月、消防庁危険物規制課長通知)に基づき危険物保安技術協会(KHK)から企画・運営面で委託された「新技術による連続板厚測定者講習会」、およびKHKが2001年度に開催する「新技術活用機器の性能評価基...
2001/04/20
●9月めどに啓蒙本格化 CIW協議会 第3回全国営業会議 幹事会との協調も示唆 CIW検査事業者協議会(CIW協議会、逸見俊一代表幹事・検査サービス)全国営業会議実行委員会は4月16日、東京・浜松町の東京會舘で第3回全国営業会議を開催し、各ブロック会議の活動概要や実勢価格調査結果の報告に加え、4年目を迎える全国営業会議の今後の課題などについて協議した。会務報告では、逸見代表幹事がこれまで幹事...
2001/04/05
★2001年春季特別号★ ●薄鋼板の「微小介在物オンライン検出装置」を開発 川崎製鉄 30年ぶりの画期的な技術革新 全面・全断面が探傷可能 缶用鋼板の品質管理に 川崎製鉄は、熱間圧延後の薄鋼板のなかの微小な非金属介在物を、薄鋼板の全面・全断面にわたってオンライン検出可能な超音波探傷装置を世界で初めて開発、千葉製鉄所の酸洗ラインに設置し、2000年9月から稼働を開始したと発表した。今回...
2001/03/20
●可視、赤外線画像を統合化 ニコン技術工房と国際航業が共同開発 画像診断支援ソフト、6月販売へ ニコンの子会社、ニコン技術工房(東京都品川区)は、航空測量大手の国際航業(東京都千代田区)と共同で、可視画像と赤外線画像を組み合わせてコンクリート構造物の表面と、内部や背後の変状を効果的に診断できる、赤外線対応画像診断支援ソフト「GS-Thermo(サーモ)バージョン1.0」を開発、6月 1日から...
2001/03/05
●4月1日付で合併 インテックと岩田産業 インテック(本社・東京都中央区勝どき3-5-4、岩田雅史社長)と岩田産業(本社・東京都中央区勝どき4-2-13、岩田雅史社長)は4月1日付で対等合併、新社名「インテック」として新たなスタートを切る。両社の一体化は、合併による経営資源の効率化を目指すもので、今後、従来業務に加えて、IT関連業務の拡大を積極的に行っていく考え。両社はすでに臨時株主総会、取締...
2001/02/20
●全国に先駆け大阪で開催 建築鉄骨溶接部および鉄筋ガス圧接部の外観検査講習会 大阪建築士事務所協会とCIW検査事業者協議会共催の「建築鉄骨溶接部および鉄筋ガス圧接部の外観検査講習会」が1月26日、大阪市の大阪府建築健保会館 6階ホールで同協会会員の設計管理者76人出席のもと開催された。建築基準法の改正により、同施行令第67条および告示第1464号で「鉄骨造の継手・仕口の構造方法を定める件」が制...
2001/02/05
●タンク底部の連続板厚測定を検討 消防危93号でKHKが委員会設置 UT、電磁的探傷法の運用図る 特定屋外タンク貯蔵所の内部点検等について、新たな検査方法の運用に向けた動きが活発化している。2000年8月の消防庁危険物規制課長通達(消防危93 号)後、危険物保安技術協会(KHK、東京・虎ノ門)では自主研究の場として「新技術活用機器の評価基準等策定委員会」を設置、タンク底部の連続板厚測定につい...
2001/01/20
●新名称「日本非破壊検査工業会」正式に認可 検振協が新春賀詞交歓会開く 検査・製造業の協調図り、業界のけん引役に 非破壊検査振興協会(検振協、若尾正理事長・コーケン)は1月10日、都内で開かれた「非破壊検査業界新春賀詞交歓会」で、同5日に前通産省から正式に定款改訂および名称変更について認可を受けたことを明らかにした。21世紀初めの年に「日本非破壊検査工業会」として新たなスタートを切ること...
2001/01/05
★2001年新春特別号★ ●新春フィールドルポ 写真で見るパイプライン管内検査、熱交換器の 渦流探傷 新幹線のトンネル内崩落事故などを契機とし非破壊検査技術の重要性が再認識されつつある。もちろん、非破壊検査技術は現在、さまざまな工業用分野で製造技術の改良や製造コストの低減、また信頼性の向上にと幅広く利用され総合的に品質管理、保守管理などに役立っているが、21世紀を迎え、今後も安全を支える...
A5判
316頁
ISBN:978-4-88318-559-7
価格:2,640円(本体価格:2,400円)
A4判 104ページ
価格:2,200円(本体価格:2,000円)
A4変形
120ページ
ISBN978-4-88318-732-4
価格:2,200円(本体価格:2,000円)