2000年(平成12年)11月20日 第958号

00/11/20

●10年間の集大成を披露
 第11回マイクロマシン展開催
 検査試作システムなど一堂に
 11 月8日-10日の3日間、都内の科学技術館で開催された「第11回マイクロマシン展」(主催:財団法人マイクロマシンセンター/マイクロマシン研究会)では、通産省の産業科学技術研究開発制度のもと10年計画で進められてきた「マイクロマシン技術の研究開発プロジェクト」が今年度、最終年度を迎えたことから、過去最大の94団体(136小間)がそれぞれの研究開発の集大成を披露、総来場者は5485人に上った。「マイクロマシン技術-次代の産業技術の基盤」がテーマの今回の目玉は、同プロジェクトで開発された4つの試作システム。特に、斯界とも深く関係する、?@管内自走環境認識用試作システム(デンソー、三洋電機、東芝)?A機器内部作業用試作システム(オリンパス光学工業、オムロン、村田製作所)?B細管群外部検査試作システム(三菱電機、松下電器産業、住友電気工業)---の各デモンストレーションには来場者の多くが関心を寄せた。(3面)
●日立製作所 電力・電機開発研究所を見学
  検振協・東日本支部技術委
 X線CT、RPに熱視線
 非破壊検査振興協会・東日本支部技術委員会は11月10日、毎年恒例の見学会で日立製作所の電力・電機開発研究所(日立市大みか町)を訪問し、高エネルギーX線CT装置と3次元金属造形実験に用いられるSLS(選択的レーザ焼結)造形装置を直に見学した。26人の参加者は、同社売上高の35%(99年度)を占める電力・産業システムの責任研究所で、あらゆる研究開発の共通技術として重要な役割を担っている、最先端の検査・計測技術を目の当たりにした。今回の目玉ともいえる工業用X線CTは、Si半導体検出器の高密度実装による撮影時間の短縮(300秒→10秒)、高密度厚物材の高精細(分解能\0.1蝟 _)断層撮影、低コスト・長寿命化技術に力点を置いて開発。また、X線CTを狭い意味での非破壊検査から、デジタル化により製品開発に結びつける、デジタルエンジニアリングプロジェクトの一端も紹介された。同研究所では、3D-CADデータから短期間、低コストで高強度、高精度な3D金属造形物の製作が可能な「ラピッドプロトタイピング(RP)利用技術」を開発し、水力機械模型試作に活用しているが、その過程の造形精度の評価については「現在、試料の中まで見られるのは、X線CTのみ(同研究所主管研究員・出海滋氏)という。(4面)
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