溶接に不可欠な炭酸ガス 今夏、北海道で供給不安の恐れ

20/03/31

 炭酸ガスメーカー各社では、需要はあるものの供給が追いつかない需給タイトという状況が慢性化している。昨年は前年ほどの定期修理やプラントトラブルは少なかったという声が多かったものの、相変わらずの供給不安は隠せない。
 原料ガス不足やプラントの定期修理による休・停止は毎年増え、要する修理日数も伸びているのが実情だ。溶接以外にも飲料や医療、美容関連など様々な分野で用いられる炭酸ガス。今年、各社が懸念しているのは北海道地域における炭酸ガス供給量不足だ。
 室蘭製鉄所においては今夏、3カ月以上の期間にわたり高炉の改修工事がされることから原料ガス調達が不可能となり、液化炭酸ガスやドライアイスの出荷制限が現実味を帯びてきた。各社とも顧客対応については、最善の策を講じ、ユーザーへの影響を最小限にしていきたいとしている。

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