2020年のキーワード「国内は停滞感、地政学的リスクがカギ」

20/02/04

 暗い世相の中で、やや明るいのは水素時代に向けて、オリンピックの聖火台の燃料に水素が使われることになった件だろうか。前回の東京オリンピックではLPガスが聖火に使われ、LPガス時代が到来した。今回は水素が聖火台をはじめ、FCV、FCバスに使用され、福島県産のCO2フリー水素も製造される。また、オーストラリアから低コストの水素が輸入されることになっている。本格的な水素時代はまだ先であろうが、その下地は今年できてきそうだ。
 水素をエネルギーとする動きは、今後、大型トラック、船、鉄道へと広がっていく気配もある。流通面で水素がどんどん使われるようになってゆくと、それはあらゆる産業にも浸透していくことが考えられる。夢のような話がいつか現実になってゆくのが人類の歴史でもある。今年はその夢の始まりの年になるのであろうか。それを考えると、今年はまんざら悪いことばかりの年でもなさそうな気がしてきた。

TOP画面へ

お勧めの書籍