JIMGA在宅酸素部会「HOT患者の災害支援対策」を討議

19/11/26

 厚生労働省の川畑医療関連サービス室長から「災害時における在宅酸素療法患者の支援」のテーマで講演が行われた。川畑室長は、阪神・淡路大震災(1995年1月17日)以降の大地震、台風などの風水害を引き合いにして自然災害に対するHOT患者への対応、国の施策などについて説明し今後の方策などに対して意見を述べた。
 続いて、酸素供給業者である光酸素(株)(栃木県)、相互産業(株)(東京都)2社から災害時における対応と実行について事例を発表した。
 最後に吉川在宅酸素部会長、川畑厚労省医療関連サービス室長、業界企業代表6名によるディスカッションが行われ、自然災害時のHOT患者支援対策等について意見を交わした。その骨子は、HOT患者がどこにいるのか(病院や自宅など)を正確に把握することから始まって、酸素の供給をどのように行えるのか、患者の安全確認をどのように行うのか、酸素等を運ぶ車の交通の確保、患者や病院にとって不足しているものは何かなどを把握すること。そして、その情報を地域や関係者が共有できること、その上で適切な対策を打ち出すことなど、となったが、企業同士では難しい問題もあり、データベースの一元管理や、災害に対する共通扶助など具体的な問題についてはさらに検討を加えることが必要であることがわかった。

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