台風15号来襲、遅れた電気の全面復旧「災害に強いLPガス」

19/10/01

 LPガス業界ではいま、こうした避難所機能を担う学校や病院などの公共施設に対し、国の補助金を活用しつつ、災害対応バルク等の設置提案が進められている。2012?2018年度の設置実績は、病院・老人ホームなど(避難所まで避難することが困難な人が多数生じる施設):235施設、公的避難所:65施設、一時避難所となるような施設:269施設で、総計569施設となっている。避難所総数から見れば、まだごく一部にとどまっている。2019年度は3倍もの13.2億円の予算がついたが、進まない要因にはLPガスの納入方法・価格もある。また、設置先には平時からの利用を求めているものの、それらに加え、設置場所と利用場所が離れるなど“いざ炊き出し”というときに手間取るケースも少なくないようだ。
 災害発生のたびに“想定外”が問題視される。今回の台風襲来での防災無線を他山の石としつつ、設置の促進とともに、「災害に強いLPガス」がしっかり機能するよう検証もしておきたい。

TOP画面へ

お勧めの書籍