天地人 (ライブラリ)

定時到着率

 アメリカの調査会社が国際線を保有する世界の主要航空会社40社について「定時到着率」を調べたところ、日本航空が90.95%でトップ、第2位は全日空の90.37%だった。これは予定時刻に到着できる割合をまとめたもので、世界最大の航空会社デルタは77.84%で25位となっていて、はからずも日本の航空会社の正確さが証明された内容▼しかしこれは自分が受けている実感とは違う。出張は多くて航空機を利用する機会も少なくなく、国際線国内線合わせて昨年は1年間で53回搭乗したし、今年もすでに20回乗っているのだが、それでいらいらするのは慢性的な遅れ。航空機は気象条件に左右されがちだし、10数時間も飛ぶ欧米線などは多少の遅れも理解できるが、国内線でも羽田‐伊丹、羽田‐福岡、羽田‐札幌などという幹線ですら遅れは日常的▼羽田空港の過密時間帯など、まったくの同一時刻に9便も飛ぶ設定になっていて、これでどうやって定時性を保てるのか素人ながら疑問になってくる。新幹線が旅客サービスと航空機に対抗するために1分の時間短縮に必死に取り組んでいる時代に、航空会社の対応は明らかに緩い。羽田‐伊丹線などのようなビジネス客の多いドル箱路線では定時性は必須だ。それが実行できるだけでかなりの旅客を獲得できるのではないか。

バックナンバーへ

お勧めの書籍