天地人 (ライブラリ)

IIWシンガポール年次大会雑感

 シンガポールで開催されたIIW(国際溶接学会)の年次大会に出席した。IIWへの参加は5年ぶりで随分と久しぶりだった。このところAWS(アメリカ溶接協会)へはほとんど毎年参加しているが、IIWには足が遠のいていた▼久しぶりに出席して感じたことは参加者の顔ぶれがだいぶ変わったということ。年次大会参加の意義は、少なくとも自分にとっては、溶接業界の大きな流れのヒントをつかめることで、そのためにも実際に顔を合わせる交流が大事だし、IIWに限らず国際的な活動のためには継続して出席することに大きな意味を持つのだった▼交流が深まり拡大しているのはアジアの人々。今回はAWF(アジア溶接連盟)の会合も同時に開催されたし、この数年でアジアの人たちと顔を合わせる機会が増えていてその輪も広がっている。アジアを共通にしてコラボレーションを探していくことはいいことだ▼アジアの人たち自身のIIWへの参加も増えてきた。今大会参加国中最大デリゲーションは日本だが、中国や韓国も大きな代表団を送ってきているし、年次大会開催も日本、中国そしてこのたびのシンガポールに続いて、この先インド、そして韓国とすでにスケジュールに乗っていて、アジアが国際溶接界で次第に大きなポジションを占めていくことは意義深い。

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