天地人 (ライブラリ)

花と散歩

 休日には散策を習慣にしている。健康のためには毎日のウォーキングがよろしいことはわかってはいてもなかなか続かなくて、せめて週末だけでもと歩いているが、これは数十年来途切れないでいるから、元来散歩は好きなことなのだろう▼1回の散歩は約1時間の歩行。好きなルートが幾つかできあがっていて、途中、花の見られることが楽しみ。小型のデジカメを携帯してスケッチ替わりに写している。その気になって見ていると、実に色とりどりの花が咲いているもので、とりわけ樹木に咲く花が好きだ▼ただ、この頃は梅雨の季節となって咲いている花もめっきり少なくなってきた。大きな蓮のような白い花が見事なタイサンボク。高木だからにおいをかげることは少ないが、いい香りがする▼香りといえばクチナシの花は強い芳香が特徴だ。少し近づいただけで甘ったるい香りがする。ほかにハマナスやキョウチクトウ、キンシバイなどもこの頃見かけることの多い花▼アジサイはこの時期の風物詩で、道筋の至る所で見かけることができるが、あでやかであると同時にある種寂しさも感じさせるところなどは日本人好みなのだろう▼いろいろな花を咲かせている家が多いが、あれは花の咲く樹木を探してくるのだろうか。花の名前を知りたいと思って調べることが多くなった。

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