この頃わからないことが多い。なぜだろうと思うのだが、新聞やテレビもあまり詳しくは解説してくれていないようだ。詳細に調べたわけではないがそういう印象だ▼一つは3月28日から始まった高速道路料金の大幅値下げ。どこまで乗っても千円ぽっきりは確かに安い。これは政府が5千億円を投じて行っている施策だが、そもそもなぜ高速道路だけが優遇されるのか▼自動車旅行が増えれば環境に悪影響を及ぼすことははっきりしていること。地球温暖化防止と低炭素社会実現とういう政府の基本方針はどこへ消えてしまったのか。しかも高速道路会社はすでに民営化されているのではなかったのか。ETC搭載車限定というのも解せない話▼景気対策を優先させたというなら、鉄道会社にも助成して公共交通機関を使った旅行を促進させればエコにもなるし一挙両得だ。100キロ以上で運賃3割引、特急料金一律千円などというのはどうだろう。これなら東京‐大阪間が新幹線で7千円弱になる。また、JR・私鉄含め日本の全鉄道2日間乗り放題1万円というのも良いかもしれない▼航空会社や船会社も対象に含めるということも必要で、そうなると国内線1日乗り放題1万円などというのもおもしろい。どんな交通手段を利用したものが最も多かったのか比較するのもいい。
A5判
314頁
ISBN:978-4-88318-560-3
価格:2,640円(本体価格:2,400円)
A4
138
ISBN978-4-88318-063-9
価格:2,200円(本体価格:2,000円)
溶接学会 溶接法研究委員会
B5判
258頁
ISBN:978-4-88318-060-8
価格:13,200円(本体価格:12,000円)