秋葉原日記 (ライブラリ)

りんご

 盛岡在住の友人からりんごをいただいた。りんごは大好物だからこれは大変うれしいこと。
 届いた段ボール箱を開けたらいかにもりんごらしい香りが一杯に広がった。芳香の強いりんごのようだ。
 「岩手りんご」と表示したパンフレットが入っていて、お贈り下さった方からは「岩手山を思い浮かべてご笑納下さい」とメモが添えてあった。
 早速いただいた。とても甘い。酸味は弱いように感じられた。それに何よりもみずみずしい。それでいてしゃきしゃきと歯触りもよく、ほどよい堅さ加減。芯のまわりに密がたっぷりとたまっているのもうれしいこと。
 このところ、山形産、秋田産などとりんごをいただく機会が多いのだが、いずれもおいしくて甲乙つけがたかったが、この岩手産は甘さとジューシーさが際だっていたようだった。
 有機農業で25%の薬剤散布を減らしたとあったが、濃い赤色をしていて、表面にはところどころに黄色い斑点が見られたから、より自然に近い栽培なのであろう。
 盛岡はもう凍てつく寒さのはず。岩手山は冠雪しているのだろうか。
 今年は岩手も東日本大震災で大きな被害に遭った。被災地ではこれから厳寒の冬を越していかなければならない。このりんごのようにたくましく正月を迎えて欲しいものだと願わずにはいられない。

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