秋葉原日記 (ライブラリ)

冬到来

 先週末は寒かった。とくに10日土曜日の朝などは、いつもの通りウォーキングに出たらほほがちぎれそうだったし、今年はこの日から使い始めた厚手の毛糸の手袋をしても、指先がかじかむほどだった。
 それでもこの日は快晴だったし、澄み渡った青空と凛と張り詰めた空気が心地よかった。
 休日でもあったしいつもより30分ほど遅く6時半頃家を出たのだが、昇り始めた太陽がまだ低い位置にあって、朝日に向かうととてもまぶしかった。また、太陽を背にすると、まるで夕日のように影が長く伸びていた。
 気温は零度近くまで下がっていたのではないか。路傍の水たまりに薄氷が張っていたし、公園の芝生は降りた霜で真っ白になっていた。今年一番の寒さで、本格的な冬の到来を告げているようだった。
 樹木は紅葉はとうに終わって、落葉樹は盛んに葉を落としている。
 道すがら目につくのはサザンカの花。花の足下にはまるで赤い絨毯を敷いたように、花びらが敷き詰められている。白い花もある。中には白い花の縁と芯にわずかに紅をさしたような花も見受けられる。
 この時期、木に咲く花は少ないからサザンカは好まれるらしくあちこちで見かけることが出来る。
 これで、落ち葉焚きが見られれば冬の風物詩が揃うのだが、この頃はたき火はダイオキシンの発生が懸念されるからか自粛させられていてはなはだ寂しい。

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(薄氷が張った散策路の水たまり)


 

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