秋葉原日記 (ライブラリ)

マグロ解体ショー

 今年も忘年会シーズンに突入した。
 仕事柄立場上というべきか、出席しなければならない忘年会は結構多くて、ほぼ連日に及ぶ。
 当方の都合など考慮してくれなくていいからといいながら、こっちの都合に合わせてもらうと出ないわけにも行かないし、結局、数は減らない。
 というよりも、日程をやりくりしても12月の日数には限りがあるわけだから、いきおい、11月に前倒ししたり、どうかするとダブルヘッダーなどということもある。
 まあ、これもけっして嫌いじゃないからということもあるのだが、1年の無礼をわびてけじめをつけるというようなことでは、忘年会の存在も日本的ではあるが捨てたものでもないだのだろう。
 そんなわけで、今年もすでに4つの忘年会をこなしているから、何のことはない土日を除けば毎日ということになる。
 忘年会は、一般的には座敷での宴会ということになるが、昨日の忘年会は出席者が40人と多かったこともあり、珍しく立食形式だった。これはこれで出席者にまんべんなくあいさつができるから都合がよい。
 ところで、昨夜の忘年会では、席上、マグロの解体ショーというのが行われた。なかなか面白い趣向で豪華でもあった。
 料理人が解体し、助手が刺身に切り分けてゆくのだが、豪快だし手際がいい。
 解体されたマグロは、千葉県の勝浦漁港で水揚げされたキハダマグロ。目方は18.5キロ。マグロとして中型くらいだろうか。40人の宴会だからこんなものなのだろう。
 それでも、刺身にすると100人前にもなるということで、食べきれないほどの量だった。
 生のマグロのおろしたてだからどこの部位もおいしくいただいたが、とりわけ一匹からでも4人前程度しかとれないという中落ちはとろっとしなながらも脂っこさながなくていかにもマグロらしい風味だった。

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