先週末は熱海に出張だった。
熱海は本来温暖なところだが、泊まりがけの木曜金曜両日に渡ってしとしととした雨が降り続き、とても寒くて手がかじかむようだった。
熱海はもとより日本を代表する温泉場。東京の奥座敷と呼ばれるほどに訪れる機会も多いところだが、このところの温泉ブームのせいか、ひと頃衰えていた客足も戻ってにぎわいがみられるようだ。
訪れたのは熱海温泉郷のうちの伊豆山温泉。温泉郷の中では東京寄りの温泉街である。地名は伊豆山神社にちなむのだが、急斜面を切り開いてつくられた温泉場。だから見晴らしはいいはずなのだが、この日は雨模様とあってあまり眺望はよくなかった。
この10年間ほど毎年同じ時期に同じホテルを利用しているからすっかり馴染み。忘年会を兼ねての宿泊。
伊豆山温泉には源泉が114本もあって多いのだが、このホテルのものは無色無味無臭で単純泉に近いようだが、お湯をなめてみたらわずかに鉄分が感じられた。源泉は53度ということだったが、この日は42度で提供されていた。熱い風呂が好きだからもう1、2度高くてもよいのだが、それでも冷えた身体にはとても心地よくて、いつになく長風呂をしたし、夕方、就寝前、朝と3度も入浴した。
(雨に煙る伊豆山温泉)
A5判
314頁
ISBN:978-4-88318-560-3
価格:2,640円(本体価格:2,400円)
A4
138
ISBN978-4-88318-063-9
価格:2,200円(本体価格:2,000円)
溶接学会 溶接法研究委員会
B5判
258頁
ISBN:978-4-88318-060-8
価格:13,200円(本体価格:12,000円)