東京ビッグサイトを会場に開催される東京モーターショーが3日からの一般公開に先立って報道陣に公開された。
従来、幕張メッセで開催されていたモーターショーがビッグサイトで開催されるのは今回が初めて。ビッグサイト前身の晴海国際展示場時代からでは24年ぶりの東京開催ということになる。
報道公開日初日の30日に会場を訪れたのだが、例年に比べ断然規模が大きくなったし、心なしか一層華やかにもなったように感じられた。
会場のビッグサイト8万平方メートル全館使用しての開催だが、報道公開日にもかかわらずなかなかの盛況ぶりで、誇張ではなく1万人は入場していたのではないかと思われ、関心の高さをうかがわせた。
ざっと見たところ、世界の主要なブランドが揃っていて、その数13カ国・地域から176に上るということで、前回に比べ36%もの増加ということである。
世界の五大モーターショーの一つといわれながら、ここ数年来、北京や上海に押され気味だった東京モーターショーが勢いを取り戻したような印象だった。
内容的にはエコへの対応が前面に打ち出されていて、ハイブリッドから電気自動車へ、あるいは30キロ超をボーダーラインにした高燃費化などを競っていた。また、この点ではカーメーカーに限らず日立や積水ハウスなどと様々な業種からの参入があって多様な展開となっていた。
また、このショーが世界初めての発表となる、いわゆるワールドプレミアモデルが52台もあったし、自動車分野における世界トップの技術ショーとしての位置づけがはっきりしたこともあって、世界のモーターショーにおいてショー自体のポテンシャルの高まりも感じられた。
A5判
314頁
ISBN:978-4-88318-560-3
価格:2,640円(本体価格:2,400円)
A4
138
ISBN978-4-88318-063-9
価格:2,200円(本体価格:2,000円)
溶接学会 溶接法研究委員会
B5判
258頁
ISBN:978-4-88318-060-8
価格:13,200円(本体価格:12,000円)