秋葉原日記 (ライブラリ)

シカゴブルース

 昨日17日シカゴから帰ってきた。
 12日の夜に着いて、16日の朝発ったから、わずか中3日の短い滞在。
 滞在中の15日の晩には、AWS(アメリカ溶接協会)の幹部連中らがが自分を囲んでディナーを設定してくれた。
 連れて行ってくれたレストランはステーキとシーフードの店で、おいしいさで評判。この日も満席の状態で、予約なしでは随分と待たされるようだった。
 とくにストーンクラブが人気で、これはメキシコ産のカニのこと。30から40センチの大きさだが、食べるのは手の部分だけ。何でも、手だけもぎとって、あとは海に返してやると、またその手が生えてくるのだということだった。
 さて、そのストーンクラブ、その名の通り、大変甲羅が硬くてまるで岩のよう。食べるのはハサミの部分だけだが、これがなかなかおいしい。大きさはハサミの部分だけで10数センチほどか。
 ほかに、カナダ産のタラバガニのようなカニや車エビのようなエビも出た。どれも大ききて肉厚。大味かというとそういうことはなくて大変おいしいものだった。
 驚いたことには、これらカニやエビはオードブルみたいなもので、メインディッシュをほかに選べという。
 自分は舌平目を頼んだが、これも本当においしかった。連れのものたちも肉を選んだ人はいなくてみんなシーフードを頼んでいた。
 会食は6人。ファーストネームで呼び合うものもいていずれも旧知のものたちばかりだったから気も合って話も弾んだ。
 つい盛り上がって、せっかくシカゴにきているのだからブルースのライブ行こうということに。考えてみれば地元のものは誰一人いなかったのだった。
 シカゴはブルースの本場。市内にはたくさんのライブハウスがあるらしいが、訪れたのはバディガイ・レジェンドというライブハウス。ブルースの世界では世界的にも有名なバディガイその人が経営している店なのだという。シカゴでも最も人気の店らしい。
 この日は、ガイキングをリーダーとするグループが出演していた。ドラムス、電子ピアノ、ベースギター、それにガイキングのリードギターとボーカルいう構成だった。
 ブルースとは19世紀後半に南部のアフリカ系アメリカ人の間で発生したもので、そもそもは弾き語りではやったものらしいが、それをバンド形式に発展させたのがシカゴブルースだということ。
 演奏様式はいくつも種類があのだろうが、この日のグループはものすごくビートの効いた演奏が特徴で、リーダーのガイキングの歌には哀調も感じられ、なかなかすばらしいライブだった。
この日はディナーからブルースのライブまでとても盛り上がった印象深い夜だった。

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(シカゴブルースのライブの模様)

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