秋葉原日記 (ライブラリ)

神田川クルーズ

 週末土曜日29日は、神田川クルーズを楽しんだ。
 千代田区秋まつりのイベントの一つで、千代田区観光協会の主催。神田川では日頃はクルーズはやっていないから、これは貴重な機会だった。
 クルーズの出発点は、和泉橋防災船着場。秋葉原駅にほど近く、千代田区和泉橋出張所の裏手が小公園になっていて、その川縁が船着場になっている。ここは産報佐久間ビルの隣接地でもあって、何のことはない自分の席から船に乗るような気安さがあった。
 使用船は屋形船だった。コーヒーとお菓子が料金に含まれていて、だから、屋形カフェと呼ばれている。1500円。
 和泉橋を出発すると、船は上流に向かっていて、すぐに万世橋をくぐる。左手に煉瓦造りの低い建物が数十メートルも続いているが、これは中央線の高架で、かつての万世橋駅であり、その後は交通博物館の施設だった。
 次にすぐに昌平橋を経ていよいよお茶の水渓谷へさしかかる。聖橋の手前あたりから谷が深くなっている。神田川の左側は総武線が並行しているのだが、船上から見上げると、その総武線の御茶ノ水駅がビルでいうと20階くらいの高さに位置している。
 神田川は、自分の席のすぐ後ろを流れていて毎日眺めているから親しみ深いのだが、神田川を船で上り下りするのは実はこれが初めて。
 船上から見ていると、神田川はまさしくビルの谷間にあって、両岸にビルがびっしりと並んでいる。
 聖橋の次がお茶の水橋。このあたり、右手に東京医科歯科大学と順天堂病院が並んでいる。
 橋が近づくたびにデッキから手を振ると、橋上からも呼応してくれる。この日は暖かい陽気で、風がすがすがしくとても気持ちがいい。
 船は、水道橋から後楽橋を経て、日本橋川への分岐のところらでUターンして、再び和泉橋へと戻った。この間、約50分のクルージングだった。
 神田川の水がもう少し浄化されたら、これは結構な観光資源になるのではないか、そのようにも思われる楽しいものだった。

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(お茶の水渓谷をいくクルーズ。左が総武線、右前方が順天堂。都心のまっただ中とは思われないほどの豊かな風景だ)

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