秋葉原日記 (ライブラリ)

秋めいて

 相変わらず出張や旅行が続いていて、とくに今月は毎週のように出掛けていた。
 それも週末にかかることが多くて、だから、いつも週末に楽しみしている散策も滞りがち。
 先日、久しぶりに近所を歩いていたらすっかり夏の景色は終わって、随分と風景が変わって秋めいていてきていることに驚かされた。
 木に咲く花はめっきり少なくなった。かわって様々な樹木が実をつけている。
 カキやミカンは色づいてきているし、ブドウも房が大きくなってきた。クリはもう終わりに近い。
 こうした果物のみならず、サルスベリがパチンコ玉より一回り小さい実をたくさんつけているし、イイキリもまるでブドウの房のようにたわわに実をつけているものもある。アメリカフウなどは硬いとげで表面を覆った実をばらまいている。やはりカエデの一種だろうか、とんがり坊主のような実のものもある。
 ただ、いつも歩いている通りではあるのだが、花が咲いているときには何という名の木だったのかわからなかったものが、実が成ってそれとわかることもあって面白い。
 もっとも、この逆もあって、花では見知っていたのに、花を落とし葉っぱだけになり実をつけるようになると見当もつかないということもある。
 変わっているのは樹木ばかりではなくて、大きな林がいつの間にか宅地に開発されていたり、きれいな家並みだった通りのあちこちに空き地が出ていたりもする。

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(イイキリの実)

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