先週の大阪出張では、梅田の大阪ステーションシティに立ち寄った。5月に開業していたもので、この間も何度か大阪には行っていたもののこれまでは素通りするばかりで訪ねる機会がなかった。
大阪ステーションシティとは、新しく生まれ変わったJR大阪駅のこと。7年がかりで進められてきた大規模な改修工事が完了した。
現場を訪れて驚いた。とにかく明るくモダンなのである。1番から11番まである大阪駅の6面11線のホームをすっぽり大屋根が覆っている。まるでドームの中の駅のようだが、とても天井が高いし空が透けて見えるから明るい。また、大屋根で覆うことになって、各ホームごとの屋根が取り払われつつあるようだからなおさら開放感がある。
ホームの上、3階に相当する部分に新たに大きな橋上駅舎がが設けられ、南北の自由通路ともなっているから、これまで南北の往来が寸断されいる格好だった大阪駅の南北がとてもスムーズに連絡できるようになった。
大阪駅を挟んで南側にはサウスゲートビルディング、北側にはノースゲートビルディングと両側に大きな駅ビルが誕生した。すべてを合わせると我が国最大の駅ビルではないか。
とくに開けたのが北側。ルクアと呼ばれるステーションデパートと三越伊勢丹が占めている。
これまでの大阪駅北側は開発が遅れていたものだが、南北自由通路と駅ビルの誕生で大きく開けることとなり、さらに建設が進められている、通称北ヤードの再開発が完成すれば北側も一大商業・ビジネスゾーンとなり、人の流れが大きく変化することとなろう。
実際、オープンから3ヶ月も過ぎているのだが、夏休みのこともあって大変な賑わいぶりだった。
(大屋根に覆われた橋上駅舎)
A5判
314頁
ISBN:978-4-88318-560-3
価格:2,640円(本体価格:2,400円)
A4
138
ISBN978-4-88318-063-9
価格:2,200円(本体価格:2,000円)
溶接学会 溶接法研究委員会
B5判
258頁
ISBN:978-4-88318-060-8
価格:13,200円(本体価格:12,000円)