このところの秋葉原電気街は、夜間の照明が減らされてやや薄暗い。
もとより節電対策によるものだが、電気街としては灯りを煌々とつけて客を呼び込みたいところだろうが、電気街だからこそというべきか、率先して節電に取り組んでいる様子がうかがえる。
もっともそれで客足が衰えているかというとそうでもないようで、電気街でも最大規模の店舗であるヨドバシカメラも外観の大半の照明が消され、ごく一部のネオンサインがともされているだけだが、店舗内部は買い物客でにぎわっている。
詳しく見て回ったわけではないが、扇風機は早くも売り切れ、ほかにはテレビやLED電球などが人気で、地デジ対策や節電関係に関心が高いようだった。
夜間の人通りは多少は減ったようにも感じられるが、薄暗い中で若者たちが黙々とゲームなどで遊んでいる姿を目撃するのも秋葉原らしいところ。
まあ、犯罪が取り立てて増えたわけでもないようだから、秋葉原独特のオタクと呼ばれる若者たちにとっては多少薄暗いくらいがちょうどいいのかもしれない。
(秋葉原風景74=節電のため薄暗くなった秋葉原)
A5判
314頁
ISBN:978-4-88318-560-3
価格:2,640円(本体価格:2,400円)
A4
138
ISBN978-4-88318-063-9
価格:2,200円(本体価格:2,000円)
溶接学会 溶接法研究委員会
B5判
258頁
ISBN:978-4-88318-060-8
価格:13,200円(本体価格:12,000円)