秋葉原日記 (ライブラリ)

東京国際ブックフェア

 東京ビッグサイトで昨日開幕した。
 主催者の宣伝によると30カ国1200社と過去最多の出展社数ということだったが、明らかに展示面積は前回に比べ縮小となっていた。また、盛り上がりにも今一つ欠けていたような印象で、出版不況の影響が色濃く表れていた。
 ただ、併設されて同時開催となっていた電子出版EXPOの方は大変な盛況ぶりだった。これまでの電子出版EXPOはブックフェアの片隅という状況だったが、今回はブックフェアと電子出版EXPOがほぼ半々の規模となっていた。
 この頃の出版状況を反映したものだが、電子出版の急速な発展をまざまざと見せつけていた。
 電子出版EXPOの特徴は、出版社からの出展はほんのわずかで、大半はコンテンツの制作や配信あるいは電子書籍端末などに関する企業の出展だということ。
 電子書籍を取り巻く様々なサービスが登場してきていて、印刷本や雑誌の電子化や、印刷本と電子本の同時進行制作といった業務に関する出展が多く見られ、それも印刷会社のみならず電気・電子メーカーなどと幅広い参入が見られていた。
 興味深かったのは、電子書籍の配信(配本)を手がける企業が幾つか出てきていたことで、これは従来の出版社と電子書籍読者を結ぶサービスとして注目された。
 また、中には電子書籍自動販売機なるものまで登場していた。まだ、試作機の段階のようだったが、これがコンビニなどに設置されるなら電子書籍を手軽に購入できるとこととなり、今後の展開が面白いように思われた。

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(写真は電子書籍EXPOの模様) 

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