秋葉原日記 (ライブラリ)

日本訳詩家協会コンサート

 週末土曜日は代々木上原のけやきホールで行われた日本訳詩家協会コンサートに出かけた。
 主催者の日本訳詩家協会とは、外国の楽曲の翻訳あるいは作詞を支援する団体で、日本音楽団体協議会に加盟する音楽団体の一つ。
 「世界の歌を 美しい日本語で」というコンサートを開催していて今回が13回目。たまたま義姉が出演したのでつきあったという次第。
 そういうことで出演は声楽愛好家たちで、コンサートはその合同発表会という趣。
 ただ、内容的には玄人はだしのような人が多くて楽しませてくれた。また、衣装や振り付けもプロ顔負けの様子で感心した。歌った曲はシャンソンが多かった。
 ところで、会場のけやきホールは古賀政男音楽博物館の中にあって、コンサート開演前この博物館を見学した。
 当地は古賀政男の旧宅があったところのようで、書斎などが移築復元されていた。
 古賀政男は「古賀メロディー」と呼ばれる膨大な作曲をしたことで知られるが、「影を慕いて」や「柔」といったヒット曲のみならず校歌や社歌なども手掛けていたようだ。
 社歌の中には、「石川島音頭」(石川島重工業社歌、野村俊夫補作、神楽坂はん子歌)や「玉野造船音頭」(三井造船社歌、野村俊夫作、島倉千代子歌)、三保造船音頭(三保造船所社歌、西條八十作、都はるみ歌)などというものもあった。
 石川島音頭では「東京名物数ある中でひと目見せたい石川島の広いドック大クレン」とあり、玉野造船音頭には「朝も早よかよ火花を咲かせよ 男粋だよ船造り」などとあって、かつての造船王国の華やかさが忍ばれたのだった。

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(コンサートの模様)
  

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