日本溶接協会(日溶協)が愛媛県新居浜市に建設を進めていた四国地区溶接技術検定委員会の新事務所が完成した。
日溶協では、年間10万人に及ぶ溶接技能者の検定試験を実施するために全国9地区に検定委員会を設置していて、検定試験業務の処理や実技試験などを実施している。
四国地区では1959年に検定委員会が設置されていたが、これまでの事務所が老朽化したところから同じ新居浜市内に移転新築されたもの。
新事務所は新居浜工業団地の一角にあって、鉄骨造の3階建てで、1階が溶接ブースが20ある実技試験場、2階が100人の研修ができる会議室、3階は評価試験室と事務室となっている。
新居浜市は、住友金属鉱山、住友化学、住友重機械工業住友3社などが古くから立地する四国最大の工業都市であり、愛媛県の東部、四国のほぼ中央に位置し、愛媛県内のみならず四国各県からも交通至便であり、新事務所としては充実した施設内容でもあり、本来の検定試験会場としてのみならず、広く溶接技術を中心とする四国におけるものづくりのセンターとしての展開が期待されるところとなっている。
(四国地区溶接技術検定委員会新事務所)
A5判
314頁
ISBN:978-4-88318-560-3
価格:2,640円(本体価格:2,400円)
A4
138
ISBN978-4-88318-063-9
価格:2,200円(本体価格:2,000円)
溶接学会 溶接法研究委員会
B5判
258頁
ISBN:978-4-88318-060-8
価格:13,200円(本体価格:12,000円)