秋葉原日記 (ライブラリ)

汐留シオサイト

 汐留シオサイトは、主に新橋駅の南側、汐留地区に広がる複合都市で、2003年から順次開業し現在では15本ほどの高層ビルが林立している。
 ここは、江戸時代には大名屋敷が並んでいたところであり、明治になって新橋停車場が設けられ、日本初の鉄道が新橋‐横浜間で開業したことはよく知られている。
 このシオサイトに先日訪れた。この地区内のレストランで会食があったためで、47階から眺める風景はなかなかすばらしいもので、眼下に築地やかちどき橋、佃、そして遠望すれば台場から東京湾が一望できた。
 とくに、隅田川河畔や晴海、有明などとリバーサイドというのか、あるいはウォーターフロンというのか、高層マンションがにょきにょきと建っている景色には改めて驚かされた。
 なお、この地区内の一角には「旧新橋停車場」という博物館があった。
 明治5年開業時の新橋停車場がそっくり復元されていて、日本最初の鉄道ターミナルが見学できて楽しかった。また、往事のホームも復元されていたし、館内では出土した双頭レールなどが陳列されていた。
 ところで、会食のあったレストランはイタリア料理の店で、本場イタリアの店をそのまま持ち込んだというふれこみだったが、なるほどなかなかしゃれたものだった。
 ただ、眺めやおもてなしはすばらしいものがあってこれはなかなか感心するほどだったが、料理は値段の割には満足できるほどのものではなかった。
 また、このシオサイトは、高級ホテルはともかく、全般にオフィス街といった印象で、そのせいか日曜日にもかかわらず人影は少なくて、よく言えば落ち着いた雰囲気だったが、近隣の繁華街に比べれば閑散としていた。
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(「旧新橋停車場」外観)

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