桜などのように花が散って葉が生い茂るような樹木も多くて、この頃は緑が目に鮮やかになってきた。
近所の公園ではハマナスの花が咲いている。直径8センチくらいのピンク色の花で、花の造作はシンプルである。茂みは腰の高さくらいで、枝にはとげがあるし、強い芳香もある。調べてみたらなるほどバラ科だという。
その隣にも強い香りを放っている花があって、こちらはヒメウツギ。生垣のようになっていて、白い花を一面につけている。
この同じ公園で珍しい木を見つけた。5メートル余りもある高木で、豊かな樹影にたくさんの白い花を咲かせている。
細長い花弁が5枚矢車のようについている。直径数センチほどで、何というか、これほどの高木にこういう花も珍しいのではないか思われた。
調べてみたら、ヒトツバタゴという樹木なのだそうで、日本では岐阜県などごく一部でしか見られないものなそうで、しかも、長い間名前がわからなくて、それで「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれてきたものらしい。
A5判
314頁
ISBN:978-4-88318-560-3
価格:2,640円(本体価格:2,400円)
A4
138
ISBN978-4-88318-063-9
価格:2,200円(本体価格:2,000円)
溶接学会 溶接法研究委員会
B5判
258頁
ISBN:978-4-88318-060-8
価格:13,200円(本体価格:12,000円)