秋葉原日記 (ライブラリ)

関東甲信越高校生溶接コンクール

 関東甲信越高校生溶接コンクールが一昨日土曜日23日、川崎市の日本溶接協会溶接技術中央検定場で開催された。東部地区溶接協会連絡会主催の主催で、今年が2回目。
 コンクールには、関東甲信越10都県11溶接協会から代表2人ずつ合計22人が出場、A‐2F(手溶接中板下向溶接裏当て金あり)の課題に取り組んだ。
 競技の模様を見ていたが、段取りもよくなかなかスムーズな様子。溶接もなかなかの仕上がりとなっていて、全員30分の制限時間内で課題を仕上げていた。
 審査は外観試験だけで行われたのだが、ビード外観はすばらしいできばえでとても高校生とは思えないほど。昨年の第1回コンクールの時とは見違えるほどの上達ぶりとなっていた。このためいずれも甲乙つけがたく審査は難航した様子だった。
 昨年は、第1回ということもあって各校とも参加するだけだでも精一杯という内容だったが、この1年で授業やクラブ活動を通じて溶接に対する取り組みが進んだようで、その成果がはっきり表れていて技量の向上は著しく、コンクールらしい内容となっていた。
 工業高校における溶接への取り組みは全国的にもここ数年来急速な盛り上がりを見せていて、大分県や岡山県を皮切りに県大会を行うところが続出しており、今や全国20県にも及ぼうかというほどの勢い。地区大会も九州地区に続いてこの関東甲信越や中国地区へと広がりつつある。いずれは全国大会「溶接甲子園」も視野に入ってきた状況。
 これはものづくりへの社会的認識の向上によるもので、溶接への全般的な関心が高まっていることの現れともいえるわけで、技能の伝承を図っていく上でもきわめて心強い傾向となっている。

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