大震災のニュースに隠れてしまったが、建設中の東京スカイツリーが計画最高高さの634メートルに先月までに達した。
2日土曜日現地を訪れたら、まるで真上を見上げる高さとなっていて、カメラを向けてもてっぺんはフレームアウトとなりかねないほど。工事現場に掲示して工事の進捗状況を示していた現在のタワーの高さの看板もはっきりと「634メートル」となっていた。
3月1日には600メートルを超し、すでに自立式電波塔としては世界一の高さに達していたが、大地震も構造体への影響はなかったそうで、この間、ゲイン塔の工事も終わり、上部を見上げるとなにやらアンテナらしきものの取り付け工事が行われている様子だった。
この先も工事は続き、今年12月に竣工、来年3月の開業を目指しているが、地元らしいおじさんが「毎日見に来ていて日々高くなっていくのが楽しみだったけど、これで終わりかと思うとなんか寂しいやね。完成が待ち遠しいね」と複雑な心境のようだった。
スカイツリーを足下で見た後は、ぶらぶらと浅草方面に歩いていったが、どこから見てもスカイツリーの威容はすばらしいもので、どんな路地に入り込んでもカメラを向けている人がいるのには感心した。
この日は久しぶりに暖かい日和で、桜はまだ咲き始めたばかりだったが、隅田川河畔では早くも花見客が桜とスカイツリーを同時の楽しんでいた。
(隅田公園から東京スカイツリーを望む)
A5判
314頁
ISBN:978-4-88318-560-3
価格:2,640円(本体価格:2,400円)
A4
138
ISBN978-4-88318-063-9
価格:2,200円(本体価格:2,000円)
溶接学会 溶接法研究委員会
B5判
258頁
ISBN:978-4-88318-060-8
価格:13,200円(本体価格:12,000円)