秋葉原日記 (ライブラリ)

節電

 街中至る所で節電に対する取り組みが見られる。
 もっともわかりやすいのは鉄道会社で、駅構内の照明を落としたり、エレベーターやエスカレーターの使用を中止にしたりする措置を講じている。また、鉄道会社によっては平日であっても休日ダイヤで運行するなど運転本数を減らす工夫が行われている。
 JRも同様の取り組みを行っていて、JRが30%節電すると47万世帯分の効果が生じるとJR自身が発表している。
 看板やネオンサインの照明を自粛しているところも一般的になってきているし、計画停電への対応もあって夕方家路を急ぐ人が増えてきたからこの頃の繁華街は今一つ盛り上がりに欠けるようだ。
 それにしても計画停電には閉口している。もちろん理解していないわけではないし協力にやぶさかでもないのだが、計画停電の計画それ自体がはっきりしていないから対応に困っているのが実情だ。
 細切れ停電だから一般生活への影響もさることながら、企業の生産活動への影響は深刻なものとなりつつある。また、いつ何時停電するかわからないから展示会などのイベントも開催しにくい状況となっている。
 電力量への需給バランスには節電による効果も大きいようだから、いっそ計画停電ではなく「計画節電」にしてはどうかという議論が出ているが、もっともなことだ。
 ただ、そのためには節電量の目標値(義務値)を明確に示すことが大事だろう。経団連の試算によれば、企業が各自25%節電すれば計画停電を実施する必要はないないということだし、政策的に進める意味はあるのではないか。
 とにかく自ら率先し身の回りから節電を細かく実施していくことが肝要なのだろうと思っていて、勤務先でも自宅でも電気のスイッチをパチリパチリと切っているこの頃だ。

setuden.jpg
(照明を落としやや薄暗い駅構内=東京駅で)
 

バックナンバーへ

お勧めの書籍