だいぶ改善されてきたこの頃の通勤事情だが、地震による直接の被害に加え、計画停電の影響もあって首都圏の鉄道は大幅な乱れが続いている。。
とくに当初は各路線ともずたずたに寸断されていた。それでもさすがに首都圏だけのことはあって、幾つかの路線を組み合わせればルートは見つかるもので、最悪、孤島というようなことは少ない。
ただ、計画停電の影響は今に至るも及んでいて、乗り継ぎなどスムーズにいかない場合も多い。
自分のところなど平常時であれば自宅から会社まで45分くらいのところが、2時間から3時間も要している。これは鉄道がまったく運転しない時間帯があったり、間引き運転となっていたり、まるで不定期運行のような状況のためで、少ない運転本数のため乗客が殺到し駅は改札規制は当たり前になっているし、電車が止まっているからとバス停に走れば1時間はゆうに並ぶという始末。
それにしても感心するのは通勤者のマナーの良さだ。
改札規制などあって、5列に並べといわれれば列を乱すことなくそれが延々かつ整然と続く。その延長は100メートルは超え、時間も15分程度にはなる。それで騒ぐものなど1人もいないから、思わず苦笑いしたくなるほどだ。
節電のため、駅構内は照明を減らしているから薄暗い。エレベーターやエスカレーターは止められていて利用できない。
こういうことはいくらでも我慢ができるし協力にやぶさかでもない。
ただ、運転本数を減らしてもいいから終日運転だけはして欲しいし、もし可能ならば、計画停電の対象から鉄道は外して欲しいというのが切実な願いだ。
(改札規制のため長い行列が続く首都圏鉄道事情)
A5判
314頁
ISBN:978-4-88318-560-3
価格:2,640円(本体価格:2,400円)
A4
138
ISBN978-4-88318-063-9
価格:2,200円(本体価格:2,000円)
溶接学会 溶接法研究委員会
B5判
258頁
ISBN:978-4-88318-060-8
価格:13,200円(本体価格:12,000円)